10年ほどやってみて、いや、ムリじゃないの?これ?
ソウ思うの、あきらめて。
そう、まず、あきらめて。
ライダーハウスで気の会う人を見つけよう、ってことをあきらめて。
野宿と同等か、ややまし。 ぐらいのポジションだとおもって。
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寝るだけの場所
私が提供してるのは、これだけよ。 決してなんらかのコミュニティをつくろうなんてこれっぽっちも思ってないの。 つまりね。
気の会う人が見つかるのは、ライダーハウスのせいじゃなく、あなたの力よ
ってことね。 だから、「 ・・・・なんかココあわない 」って感じたんなら、とっととべつの所に行くべきよ。 いい?
もう一回言うわよ、「 ココが合わないと思ったら、別のところに行きなさい 」
さて、ココまでが前提よ
知らない人に話しかけるには
ライダーハウスで気の会う人が見つかりやすい理由はただの一点に集約されるわ。
それは
みんな、どこかからやってきて、どこかに行く人なのよ
いい?だから、ライダーハウスにきたら
「 こんにちは 」の次は
「 どこからきたんですか? 」よ
そして
「 どこへ行くんですか? 」として
「 近くの温泉や、おいしい食堂しってます? 」ってなって。 それから、
相手の出身、仕事、夢や目標、年齢や性別( たまにわかんない人がいるわ )をなんとなく判別するのよ。
ここまで、だいたい10分くらいは会話してると思うの。
ここが、一般社会とライダーハウスの大きな違いよ。
いい?、私たちには情報の共有化という共通言語があるのよ。
その一般フォーマットを経て、やっと人格の深い部分まで探りあうことが出来るの。
たとえばアナタが重度のMだとするじゃない?
いきなり「 ボクはMです!Sっケたっぷりの女王様をさがしています! 」って
会う人会う人に語りかけても、あなたの望みは満たされないわ。 きっと無視されて、笑われて、部屋の片隅に放置されるわ。
「 ぅぅ・・・・・女王さまぁ・・・・ 」
「 あー、この100円惣菜、あまっちゃったー 」
( すがるような目で )「 くぅーん 」
「 ・・・・ふん、ホレ 」
彼女はとり軟骨をボクの前に投げた。 汚い床の上に2,3のなんこつが転がる。 屈辱だ、でも食べたい、ほこりをはらって食べればいいやと、そのなんこつを拾おうとしたとき。
「 手で拾うな!!!!!! 」
・・・・え?・・・・・・え?
「 お前は人か!? 違うだろ!犬だろ!! 」
・・・・・っはっ!そうか! ボクはとんでもない間違いをしていたんだ! ボクは床に顔をべったりとつけて、埃だらけのなんこつをついばんだ。
「 はははっ!食べてるよ!こいつ!ウマイかい? 」
「 はい! おいしいです! 」
「 言葉をしゃべるな!! 」
あっ「 くぅーん 」
「 そうそう、いい子いい子 」
彼女はピンヒールでボクのをなでてくれた。 顔を上げるとセクシーな下着が見える。
ボクは最高の女王様に出会えたのだ。
ってのがライダーハウスの正しいあり方だと思うのよね。
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