今年起こった印象的な出来事のひとつに
イタリアの高級バイクに乗った若いライダー( 学校の教諭をしてるらしい )に
「 夜1時に出て行くんで、お金払わないでいいっすか? 」
といきなり言われたことがある。
は?え?
とポカーンとしてしまって、理解できずにいたらそのままおしきられてしまった。
くやしくて何度も思い出すんだけど、そろそろやめよう。
バガボンドにこんな話がある。( 完全にうろ覚えです、正確なものではありません )
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3割は天の神様のもの
農業編ね。
武蔵が苦労して実った収穫を報告しに行くんだけど
「 虫や疫病にやられてしまって・・・ 」とあやまるのね。
それに対して
「 いいんだ、3割は自然や天の神様の取り分だ 」
と農業の達人が言うのよ。
かけた苦労全部回収したいってのが人情じゃない?
でも、そんなゆとりのないものは自然じゃないってのがこの話だと思うわ。
ライダーハウスなんてゆるい商売で、
「 しっかり全部回収しよう! 」ってのが間違ってるのよね。
どうしたって頭のおかしい人は来るし、
彼らに常識で立ち向かうのはこっちが壊れちゃう。
7割はきついけど、10割、100%をめざしたら
遊びのない機械と同じで、すぐに停止しちゃうわね。
ってか普通の仕事でもそうよね?
「 給料が少ない!かけた労力に見合わない! 」って
キリキリ叫ぶよりも、どこかで
「 まあ、こんなもんか 」とゆとりを持ったほうがストレスは少ないでしょ?
経験という金のなる木の種をもらってるならなおさらでしょ。
ほら、特に飲食店の丁稚なんて5割給料になればいいほうじゃない?
それが3割ぐらいになると・・・さすがにブラックよね。
つまりまあ、7割ぐらいが給金として帰ってくるなら上等だってこと。
ライダーハウスもいろんな人からいろんなものをもらってるわ。
アタシはただ、ライダーハウスを管理させてもらっているだけで、
ここは自分のもの!って考えちゃだめよね。
人の流れも自然のひとつなんだから、その流れのしきい版ぐらいの役割でしか
ないのよ。
だからまあ、きちきちしない。
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追記
さっきUSBキーボードの線をおもいっきり引っ張ってしまい、
長年使ってたキーボードが死んでしまったのよ。
まあ、それほど落ち込むことはないんだけど、また数日は
ブログ更新できないなあ・・・って落ち込んでたら
「 そーいえば『 誰か使って 』ってキーボード置いてかなかったっけ? 」
と思い出し、ライダーハウスを捜索したら見事ありました。
ライダーハウスってすごい。
本文にあったように、苦しめられることもあるけど、
助けてもらってることのほうが多い。
ありがとう、感謝します