モトハチ(元蜂の宿管理人のブログ)

閉鎖したライダーハウスの元管理人のブログです

銀河鉄道の夜と60キロのハイ積み

真夜中のセクシーゾーンに突入して、乳首がパチンコ玉みたいにカッチカチになっている皆さまこんにちは!午前3時に起きて働いてたタンジェント高木です。世の中の酸いも甘いもかぎわけてきたタンジェントちゃんにとっては、初対面でもディープキスできる胆力を鍛えてきたんだけど、覆面禁止法によってそれもNG。この道の先にはロープなしのバンジージャンプしか待ち受けていないのは、火を見るよりも明らかで、それは死。死を意味しているよね。生きるためには増税のスピードよりも稼がなければいけないってのは天羽・セロニアス・時貞くんも言っている通り。苦しいんだ・・天羽君・・・というSOSにデビルズハンマーで駆けつけてくれるのは彼だけって話。

気が付いたら電車に乗っていた。ぼーっとする頭。テレビがついていて、ウミウシの映像が流れている。BGMはどこかで聞いたことのある名曲ばかり。ノッコだけが歌詞を理解できた。チャンネルを変えると、ベートーヴェンピアノソナタを引くピアニスト。白髪パーマが肩まである、白人の老人。ピアニスト、とは、ここまで美しいのかと感じる。目を覚まさなければ、仕事をしなければいけない。PCを立ち上げ、早朝のテレビ番組を流す。とても集中できた。

宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を読んだ。

仕事の休憩中、青空文庫銀河鉄道の夜を読んだ。教科書でしか知らなかったけど、幻想的な世界観と死というリアルが交差するのはすごいと思う。狙ったのだろうか?だとしたら健二は頭の良い作家だとおもう。気持ちを絞り出すタイプだと思っていたけど、そうじゃあないのかもしれない。注文の多い料理店なんて、子供をビビらすには最高の素材だしね。それにしても、身を切るように生み出されたであろう文学の傑作を、無料でいつでも読めてしまうのは良い時代だ。

仕事だ。今日は60キロの米袋をハイ積みするというもの。ひさしぶりに、エネルギーをすべて使い切る。メシばてを感じる。いつもはカロリーオーバーを気にしていたけど、今日はダメだ、すっからかん。一体何トンあるのだろう?米袋の密林にて、疲れを楽しんだ。仕事帰りにスーパーに寄って、肉を食った。体が肉を求めている。22時に寝て、3時に起きる。電車で寝るのは楽しい。機能的ではないが、面白いからだ。

車窓から外が見える。ゆっくりと色を加えていく暁の空。実に美しい。