モトハチ(元蜂の宿管理人のブログ)

閉鎖したライダーハウスの元管理人のブログです

料理を作るのもあと少し

10月の中旬ぐらいで居酒屋を閉めます。

今年は新メニューを作りませんでしたが、それなりにやってました。

・メニューのタイトルをちょっと変えて集中しやすいようにした

・ザンギのルーチンを少し変えて、手間がかかるようになった

・ドカン!とオーダーが来るときはライダーハウスにいる誰かを臨時で雇うようにした

仕入れの見直し

・慣れで作らないようにした。気が付くとぶれている。

・原価にこだわりすぎないようにした。

・一期一会を大切にした

 

料理を作るのが好きだ。だけど忙しすぎてクオリティが落ちるのが嫌いだ。マズイものを提供してしまったら・・と想像するだけでも恐ろしい。

そんな恐怖に対抗するメンタルを作り上げた。それが一期一会だ。今自分ができるもの、最高のパフォーマンスを表現する。料理を通してお客さんと会う。もう二度と会えないかもしれない人だ。次は無い、ラストチャンス、この皿を出したらさようなら。

そんな気持ちで料理する。そんな気持ちでなければ恐ろしくて料理なんて提供できない。人並みのお金なんていただけない。言い訳はできないし、次こそは頑張りますなんて言えない。たった一度のワンチャンス。いま、ここだ。

 

料理を作る仕事が終わるのは悲しいけれど、仕方ない一面もある。1年中やっていたら慣れてしまう。疲れ切ってしまうし、より高い原価率を追い求めてしまう。また来年になって、再び初心に戻るぐらいがちょうどいい。

ライダーには大根のバイトがオススメ

「昭栄で大根のバイトをしていました」

とライダーが言った。その内容を聞いてみたら「いいじゃん!」と思ったのでおすすめです。

http://shoei-rider.hatenablog.com/archive

shoei-rider.hatenablog.com

時給は1500円で朝3時ぐらいから8時ぐらいまで。つまり早朝だけのお仕事で、内容はハーベスターにのって流れてくる大根をよいしょと箱に移す作業。「なので1日5000円ぐらいにはなりました」と言うことです。

朝の仕事を終えた後は長い1日が待ってます。いいなあ、開放感最高でしょう。8月から9月の間の仕事らしいですが「ほかにもいっぱい仕事があるので引き留められました」ということです。

人から聞いた情報なので、気になる人はライダーハウス昭栄へgo!

 

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注:あくまでもまた聞きの情報なので、気になった人は自分で調べてね

追記:返信ありがとー

三浦綾子「泥流地帯」を読んだ

社会が近代化を目指しているときはそれが目的になる。目的は夢や希望と言い換えてもいい。

 

三浦綾子の「泥流地帯」という小説を読んだ。大正の十勝岳噴火により、上富良野や美瑛などを中心に甚大な被害が出た。その被害のほとんどは噴火によってマグマが噴出し、それが雪を溶かして泥の津波となって雪崩落ちたのだ。

 

で、この小説は被害にあいながらも必死になって土地を復活させる話ではない。被害に会うまでの話だ。北海道に移住してきた一家の2代目と3代目、キツイ生活をちょっとづつ改善していった人たちの話。

 

そこには貧しさや差別があり、生きるために家族が力を合わせなければいけなかった。病気や厳しい自然があり、死が今に比べてとても近い所にあった。主人公の家族も父親を失い、母親がいなくなり、祖母がボケるという悲惨な環境だった。朝から晩まで体を酷使して働いても、生活はずーっと貧しいままだった。

 

ただ、それでも一歩一歩生活はラクになっていったようだ。移住した最初のころは集落がまだ小さく、住居もボロボロ。そこからさらに移住してきたり、子供たちが大きくなって労働力になり、社会がどんどん複雑化して便利になっていくのだ。

 

そんな果てしない積み重ねを泥流がぶち壊す。それでも希望を捨てずに生きる。そんな話。

 

「泥流地帯」を読んだ後で「希望の国エクソダス」を読んだけど、「この国には何でもある、ただ希望だけが無い」と主人公は言った。来年オーストラリアにいくやっちも「この国ってヤバくないですか?働きすぎでしょ」と言っていた。どちらも泥流地帯の世界から帰ってきたばかりの私にとってまぶしかった。

 

大正時代に北海道に移住してきた人たちは「生きる」ことを目標としていた。自然と格闘し、着実に生きる術を増やしていった。今、社会が近代化して「生きる」ことは楽勝になった。コンビニで8時間働けば、とりあえず死ぬことは無い。実家なら軽自動車ぐらいは持てるだろう。そんな世界で目標を見つけることは結構大変だ。自分が何者であるかを見つけなければいけない。今私は究極的に汚いライダーハウスと居酒屋をやって、日中はカヤックやら登山やらドローンやら裁判傍聴やらをしている(冬はひたすらこもってる)。この状態は10年ほど前の私から見たら夢のような状態だ。明日死んでも大丈夫。生きること自体はため息が出ちゃうぐらい簡単なのだ。夢を見つけることは泥に埋まった畑を掘り返すぐらい大変。

★1つのサメ映画「デビル・シャーク」が最悪すぎて吐きそう

つまらない映画をみんなで見ることで面白くなるのではないか?そんな軽い気持ちでアマゾンプライムを検索したら★1つのサメ映画がヒットしました。

 

「デビル・シャーク」という映画です。いくつかあるサメ映画の中でも★1つはコイツだけ「予告を見ちゃうと見なくなるから、もう見よう!」と再生をクリックします。

 

・・

・・・

 

つまんな過ぎて吐きそう・・・・

 

吐きそうなほどつまらないクソ映画

じゃあ、頑張ってデビル・シャークを振り返ります。

まず邦題はデビルシャークですが、向こうではシャークエクソシストってなってます。内容もエクソシストをリスペクト。

まず悪のシスターっぽいのが湖に女のイケニエを捧げます。ナイフでぶっさして殺すのですが、それがしょぼい。「ケチャップぶっかけただけじゃん!」と突っ込みたくなるでしょう。

で、そのイケニエが効いたのか、その湖にサメが発生します。水面で遊ぶエロいねえちゃんにサメが襲い掛かるのですが・・・・こんな感じです。

水着のチチのでかいおんなが湖面でちゃぷちゃぷ

サメのCG(初代プレステレベル)

女が悲鳴

女が水の中へ

次のシーン

 

えっ!?いまのでサメに襲われたってこと!!!?ポカーンとしてたらサメの霊と交信する女がでてきたり、サメの霊に乗っ取られた女がうろついたり、サメの霊と戦う神父がでてきたり・・・ストーリーがよくわかりません。とにかく水面→サメのCG→死体→ゲロという流れ。

 

この映画を褒めるとするならば71分という短さです。もっと短いほうがいいのですが、映画の枠に収めようと頑張って尺を稼いでいるのが伝わってきます。

全く意味のない男のランニングシーン

5回ぐらい使いまわされるサメCG

ゲロ吐いとけばいいだろ感

最後のほうにいきなりの新キャラ

その新キャラを盗撮するおじさん

盗撮したデータを確認するおじさん

ふと新キャラがあたりを見回すとおじさんは消えていた

そしてストーリーから消えるおじさん

ぐだぐだのまま映画のクライマックス?になり、最初のシスターとイケニエがもめて終了です。スタッフロールでこの苦行から解放されたことをしり「ああ、よかった」とおもったらCパート。

水族館っぽいところで新キャラの女がうろつく。おみやげもの売り場でサメの人形を手に取ったり戻したりを5分ぐらいやる。イライラしながら見る。そしてオチがないまま終わる。

「なんなんだよーーーーーー!!!!!」

となりました。

レビュー(被害報告)が面白い

クソ映画を共有した被害者同志、映画レビューが面白いです。

filmarks.comより

あの謎の盗撮は何だったんだろか。
ゲロばっか吐きます。
サメはほぼ出ません。
ゲロばっか吐きます。
エンディングでも吐きます。
多分想像の数倍は酷い出来なので見ちゃダメ。
なお自分は当時の気の迷いでこの映画を準新作の値段で借りた。その時の自分を心の底から殴り飛ばしたい。

地獄としか言えない映画です・・・
スマホいじりながら観てもキツい。
罰ゲームにいかがでしょうか?

 最強のゲロサメムービー爆誕
あちこちに飛び火する難解すぎるストーリーにノッペリとした粘土のようなCGサメが時々インサートされます。

ゴダールがあえてモンタージュを崩してストーリーを繋いでいたけれども、あえてこれはストーリーをぶっ壊しにきている。ぶっ壊れとる。
つまりこの映画は何が言いたいのかと言えば、サメちゃんだいしゅき!あーもうゲロ吐いちゃう!というサメ映画狂のための映画なのだと思う。

 こ   れ   は   ひ   ど   い   。

ショボいのはまあともかくとして話が意味不明すぎる!
無駄に間が長いうえに何の意味もない!!
みんなみんなゲロを吐きまくって汚ねぇ!!!

良い点と言えば、わずか71分で終わってくれることでしょうか。
しかしそれでもすごい長く感じるあたりもうどうしようもない。

貴重な人生の71分を無駄にしたい人だけご覧ください。
あと竹書房(とAMGエンタテインメント)はよっぽど映画配給に寛大なのか、マゾなのかは知らんけど、アサルトワンみたいな誠意のない会社と縁切ろうよ。
(公式ブログを見たら劇場公開有名映画(某半魚人恋愛映画と某狩人宇宙人映画)の悪口が書いてあった、ゴミばっか出すお前が言うな!)
イメージダウンだろ。どう考えても。

評価なし。見てるとIQが下がります。たぶん。

いったい何がしたかったのか全くわからない。話と話のつながりがチグハグすぎるわ、サメもエクソシストもほぼでてこないわ、そもそもストーリーが謎すぎる。話に全く関係のない、おっさんの走ってるシーンとか女の子を盗撮してるシーンを延々と見せられても…。
役者の演技、ストーリー、カメラワーク、BGM、CG、何もかもダメなのでもっとこうしたらいいとかそういう問題でもない。

一番面白かったのはエクソシストが出てきたと思ったら何の役にも立たずすぐ死んだことだよね。
あとエクソシストの気泡入りすぎなスマホの液晶カバー、死体見てゲロ吐いたくせに対して「この女なら死体でもやれる」とかいう矛盾したおっさんは笑いました。

眠くなるZ級映画は「死霊の盆踊り」が最強だと思ってたけど、テーマから完全に逸脱している点でこの「デビルシャーク」のが酷かったです。
精神的拷問にオススメ。

一秒一秒は夢に向かっている。




この言葉を ある作品で知り、感銘を受け、私の格言にしています。




先輩と飲み屋で楽しく飲んでたら急に説教タイムになってイライラしてる時や 間違えてBL見た時でさえ私を成長させてくれているのです。



え?何が言いたいんだよ?



ですから このデビルシャークも私を成長させてくれたはずなんです!



え?なにを学んだんだよ?





















時間の尊さを学びました。




おっさんのランニング姿を1分間見てたり、 演技クッッソ下手なババアの悶える姿見てたら虚無の気持ちになりました。



例えば昼休みまで あと1時間が1時間以上に感じることがありますよね?



私はこの映画の71分が5時間に感じました。




評価1.1の実力は本物でした。



この作品を簡単に説明すると「懲役71分」ですね