モトハチ(元蜂の宿管理人のブログ)

閉鎖したライダーハウスの元管理人のブログです

バイクの死亡事故が多すぎてライダーハウスに警察がやってきた

旭川管内だけで今年5件の死亡事故があったらしいです。

 

サメ映画を見てまったりしてたら警察がやってきた

台風の影響で仕事が半ドンでおわったライダーたち。彼らと昼飯食った後「なんか面白いことしない?」という流れになりました。

 

旭川のB級スポットを攻めようと思ったのですが、あまりこれだ!というものはなく「じゃあ、B級映画でもみよう」となってアマゾンプライムを探していたらこんなのがありました。

 これが本当につまらなかった。無駄なシーンがありすぎて吐きそうになります。4人で見ていなければ途中で投げ出していたでしょう。もちろんスマホをいじるのも禁止。

 

そんな苦行をしていたら男性がやってきました。お客さんかな?とおもったら警察手帳。叩けば埃であたりを視界不良にできるぐらいの身なのでどきんとします。

 

「ライダーの事故が増えているので注意喚起となにかできないかと・・・」ということでした。ホッ。

 

死亡事故増えすぎ笑えない

今年5件のバイク死亡事故がおきているらしいです。

旭川方面管内の交通死亡事故一覧

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上記リンクより

 

「これからさらに峠などで路面凍結する時期になります。ライダーに注意喚起できれば・・・・」ということだったので、微力ながらこちらでSNSなどで拡散しておきますねといいました。

 

峠などでは日陰に注意!

ということで真面目な話です。これから朝、夜露で凍結した路面が日光で溶けるような毎日になってきます。それはつまり日陰ではツルツルに凍結した路面が残る

ということです。

 

直線だったらバランスを取るだけでいいのですが、カーブなどで日陰になっているところは特に注意しましょう。スピードを出したままの状態でアイスバーンに乗ってしまうと体が「ビクッ」

っと硬直します。それはもうまな板の鯉じょうたい。ちょっとの体重移動で転倒し、痛い目に合うでしょう。私も経験しました。

 

郵便配達をしてた時。丁度こんな時期の国道で民家の影が道路にかぶさってました。次の配達先のことしか頭になかったので、アイスバーンになっているのがわかりませんでした。「やべっ」っと思ってバランスを取ろうとしたときはもう遅く、そのままのスピードでアスファルト大根おろしアイスバーンはすべるので対向車線まで持ってかれる危険もありました。

 

安全に家に帰るまでがツーリングです。事故らない人が一番うまい人ですよ。

霧の中でドローンを飛ばしたら快晴だった

朝、この時期は朝霧が発生する。ミルクみたいな霧が真っ白に世界を染めていた。

「おはよー」とヨッシーさんが来た「お久しぶりです、ドローン飛ばしに行かない?」ということだったので行ってきました。

 よきドローンでした。

 

ライダー少なくなってきた

一人一人と常連組がいなくなっていく。今日も一人出発。これで残るは5人となった。

ゴシンキさんは1日1人ぐらいで、居酒屋もそんな感じ。10月のどこかで居酒屋を閉めるので、そろそろ着地点をイメージしていかなくてはいけない。

ストーブもつけた、カヤックはあと1回やったらしまおう、また冬が来るのだ。

夜、東川で塾を開くことを計画している綿飴さんと話す。東川町では新規開業に100万の助成金を出していて、それさえあれば塾は始められるとのことだ。

ほかにも100万あればいろいろできるだろう。ラーメン屋とかキャンプ場とか。自分一人が死ななければいいぐらいの商売なら、選択肢はかなりある。ライダーハウスはなるべく勘弁して下さい、止める権利は私にないけど。

 

裁判傍聴の依頼がきた

裁判傍聴のブログを書いていたら「連絡先おしえてください」とコメントがあった。メアドを教える。するとすぐに返信があって「今度この裁判を傍聴してください」と丁寧な文章で傍聴の依頼があった。

 

ブログを書いていたら閲覧された数字が気になる。これは仕方ない。承認欲求を満たしてアドセンスからお小遣いをもらうには人に読まれることだ。

 

だが、誰かから暖かい言葉で「ありがとうございます、これからも読ませてもらいます」と言われると、もう閲覧数を気にすることは辞めようと思った。1人の血の通った読者がいるならそれで十分だ。

 

飲食店の見習いになり、自分が作った料理にお客さんがレジでお金を払った時も同じ感覚になった。もうすでに10年以上前のことだが、鮮烈に記憶している。この感動は忘れないし、忘れてはいけないのだと思う。

 

料理もブログも、共通するのは価値を作るってことだ。そして価値を作ることを仕事というのだ。時給も人間関係も関係ない。心がけも経験もいらない。努力や真面目さなんて知ったことか。仕事に必要なのは価値を作るってことなのだ。

 

裁判所に判決日時を聞いたら教えてくれなかったけど全く問題なかった

裁判傍聴のモチベーションがあがったので、今週傍聴した裁判の判決も聞くことにした。ただ、その日時を知らなかったので電話して聞く。いつも今週の予定を聞いている刑事部に電話したら「ちょっとお待ちください・・・」といわれしばらく待つ。「特定の裁判については教えることはできません」と言われた。

 

へえ、そうなのかと思う。全体的な予定は教えてくれるけど、だれかの裁判を傍聴したい!となると知ることは難しい。関係者とかだったらどうするのだろう?

 

普通だったらあきらめるが、今週に限っては裏技がある。月曜日に今週の予定を聞いておいたので、昨日と今日裁判の予定が入ってないのは知っていたのだ。そして裁判員裁判はなるべく日程を短期間で終わらせる傾向にあって、最初にスケジュールが発表される。そこで「金曜日に判決をする予定です」と言っていた。長引く要素もなかったし、金曜日の今日、判決があるはずだ。

 

だから後は時間、いつ行われるかさえ知っていればいい。だから電話で「じゃあ、今日の予定を教えてください」と聞いた(〇〇の裁判の予定とは言わない)。「・・・・今日は、判決が15時からあります」と、教えてくれた。

 

富良野に行きこげ塩を食いサービスの良さに感動する

マントのミムラくんが明日出発するというので、一緒にツーリングすることにした。今日は富良野へ。ラーメンライダーのミムラくんにおすすめのラーメン屋さんを紹介したのだ。

富良野と言えば志那虎、志那虎といえばこげ塩だ。

上富良野の郷土館によって、オープンの11時についた。

バイク3台で行ったのだが、5分ほど早かったので店主らしき人が外にいた。「やーやー、いらっしゃい!」とにこやか。どこからきたの?へえ!いつ出るの?そうなんだー!気をつけてね!と明るい。とてもいい感じ。

なんとなく「いそがしいラーメン屋さんの店主はぶすっとしている」イメージがあったので意外な衝撃だった。きっとバイクも好きなのだろう。そんな人が作るその日1番目のラーメンは最高にうまかった。

 

草刈り機に乗らせてもらった

サイジョウさんと「甘いもの食いたいね」とカンパーナ六花亭に行く。が、予定変更。モパラの師匠のところに行くと丁度いた、ドローンを飛ばしてもらうと被写体を出してくれた。

 おかげさまで良い絵がとれました。

 

雨が降りそうだったので一気に美瑛に帰る。美瑛選果でソフトを食った。

真夏だったら外のテーブルに着く前に溶け出す柔らかさ。コーンのしたまでびっちり入っているのもうれしい。うまいなあ。

 

そしていい時間になったので裁判所へ。

hatinoyado8.hatenablog.com

20歳くらいの若者が間違いを犯し、4年ほど刑務所に入ることになりました。その刑を宣告する裁判長は辛そうでした。裁判員も辛そうでした。私も辛かったし、嘆願書を書いた被害者も辛かったでしょう。

「犯罪を犯して、法律にのっとったんだから当たり前じゃん!」と思うかもしれません。私も文章だけで知ったのならそう思ったでしょう。でも、生身の人間が生身の人間によって刑務所にぶち込む瞬間を見たのならきっと想像するはずです。「被告と自分ってなにが違うのか?」と。

生まれてくる環境や親を選ぶことができない。それを痛感した裁判でした。

国際宇宙ステーションおじさんだ!

裁判傍聴へ行った。

hatinoyado8.hatenablog.com

空気を読み、関係性が崩れるのを恐れた被告。崩壊した家庭で育って、卑劣な首謀者に利用されました。

 

被告に一番近い席で食い入るように傍聴していたら肩を叩かれました。旭川時代の友人で、郵便局で一緒に働いた仲です。昨日「今日10時から裁判あるよ」といったのでやってきたのでしょう。

 

彼と会うのは数年ぶりで、たまった話題を消化するために裁判を途中で抜け出してランチへ。「実は俺、仕事辞めたんだよね」ということでした。まあ、平日真昼間から裁判所に来れるんですからそうでしょう。「なにするんですか?」と聞いたら「日本一周、沖縄行く」ということでした。

 

「バイクも買ったんだよね」と彼の家に行くと新型のクロスカブが!

かっけー!

沖縄で越冬して、夏になったら北海道へ戻ってくるとのこと。「ところで、古いカブはどうするんですか?」と聞くと「誰かに売りたいんだよね、5万ぐらい」ということでした。

 

10年ぶりの重松君

ライダーハウスに帰ると10年ぶりの再会が。弾き語りしながら旅してたシゲマツくんです。おお、ひさしぶり!結婚したとのことでおめでとうございます。

 

それからモーターパラの師匠と、どっかで見たことがある人。「・・・・?ああ!」と思い出しました。一緒にやってたYさんです。二人とも個人事業主ってよりは法人の代表で、話題はまあ昔の話と金の話でした。

 

「まあ、もうやり切ったしダメならだめでいいんだよね」という共通認識。「それにしても変態度が減ったよね」と言われちょっとへこみました。

 

今日はゴシンキ1名。国際宇宙ステーションおじさんです。

小柄で基本的にヘルメットをかぶっているのですが、居酒屋に入ってくるなり「今日は19時29分から1分間西の空で宇宙ステーションが見れるよ!」と興奮してます。

まあ、それはいいのですが、困ったことに地元のお客さんに絡んでいるんです。(変な人がやってきてごめんなさい)という笑顔で対応。時間になって何とかおじさんを引き離し居酒屋の外へ。国際宇宙ステーションを見ることにしました。

お客さんもでてきて少し雲のかかった西の空を探します。すると、すごい速さで動く星のようなものがわかりました。

「あ!あれだ」とみんなで驚きます。すごい、あれに人が乗ってるのか。興奮しておじさんにありがとう!といいます。「珍しいものをありがとう!」「いや、ほぼ毎日みれるぞ」と地域別の見れる時間帯、場所をしらべるサイトを教えてくれました。

kibo.tksc.jaxa.jp

http://iss.jaxa.jp/iss/map/photo/2018/resize/20180923_1568.jpg

上記HPより

1眼持ってる人なら知っていて損はないでしょう。

 

それにしても国際宇宙ステーションおじさん、変わっていて面白い人でした。こんな人に出会えるこの仕事がたまらなく好きです。

 

※※※

 

一人の旅人が旅立つときに「旅が終わったら精神科外来に行こうと思います」といいました。「ADHD発達障害に当てはまりそうなんですよね」とのこと。彼を見ていた私としても「それはやるといいよ」と言いました。

 

彼はどうしても空気が読めないとい特徴があり、そのことで苦労してきたようです。でもさ、空気なんて読めたからっていいことばかりじゃないよ。今日傍聴した強盗致傷の被告なんて空気を読んでNO!と言えなかったんだから。国際宇宙ステーションおじさんもきっと空気なんて読んでないよ。でも素敵な人だったよ。