モトハチ(元蜂の宿管理人のブログ)

閉鎖したライダーハウスの元管理人のブログです

北原くんの動画

ライダーハウス蜂の宿管理人のノザワです

ライダーが少なくなってきたので、夕方にドローンを飛ばしてみました。

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いい写真が取れましたが、ドローンである意味がありませんでした。

 

別の日

ライスセンターで働いていた北原君が出発しました。

ということで動画を撮りにいきました。

素材を組み合わせると、意味がよく分からない動画になってしまいました。 

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旅人の定義

ライダーハウス蜂の宿管理人のノザワです

今日「旅人いますか?」とお客さんに聞かれました。

すこし返事につまったという記事です。

 

※※※

 

9月も下旬になりました。

そしてライダーハウスはガランとしています。

ライダーは連泊してバイトにいっている人達だけです。

割と余裕があったので、布団を干したり、温泉にいったりしていました。

そして温泉から帰ってきて、ゲームをしながらだらけていたら

「こんにちはー」

とお客さんがやってきました。

お客さんはいいます「ここは働いている人が多いって聞きましたが、今日って旅人いますか?」

私は困ってしまいました、連泊中の彼らは紛れもなく旅人だと思います。

ですが彼の言う「旅人」とはちょっと違うかもしれません。

んー困りました。

 

※※※

 

いま、手元に「明鏡」という辞書があります。(大修館書店)

それによると「旅人」というのは

旅をしている人。旅行者。

 ということです。

そしてこの辞書によると「旅」とは

住んでいるところを離れて、一時的に他の土地に行くこと。旅行。

となっています。

ついでに「住む」とは

居を構えてそこで生活する

 ということですので、ライダーハウスにて「生活」してしまったらもう旅ではないということがいえます。

 

辞書に乗っていることはともかく、彼にとって「労働者」は旅人ではないということが伺えます。

きっと泊まっても満足してもらうことはできないでしょう。

私は「旅の定義」って難しいなあって思いました。

 

※※※

 

連泊中の彼らは、いま不安定な場に立っています。

秋になって話題は「これからどうする?」というものが多いです。

それは自分とは何者で、どんなことをやりたいのか?

探っているように見えます。

私は彼らを「立派な旅人だな」と思います。

でもそれは冒頭の彼が言う「旅人」ではないのでしょう。

彼はもっとフランクに、おいしいグルメ情報とか、格安の宿とか、絶景ポイントなどを語り合いたかったのではないでしょうか。

ちょっと濃さが違うように思えます。

なので私は

「今は旅人いないよ」

といいました。 「それじゃあ」と彼は出て行きました。

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キャッチーな「物語」をもつことで色んなことがグッと楽になるということ

ライダーハウス蜂の宿管理人のノザワです

私はカンチューハイ(500ml)があると、ものすごいおしゃべりになります。

ですが基本的に無口な人間です。

なので初対面の人とは、会話の糸口に困ることがあります。

そしたライダーハウスというところは、ほとんど初対面の場です。

管理人の私でも会話の糸口に困ることがあります。

お客さん同士でもそれはあるのではないでしょうか?

私は、そんなときのために「物語」をもつことをお勧めします。

そしていつもの結論になる記事です。

 

どんな「物語」でも、目の前でしゃべられたら人は無視できない

台風がやってきて、外出は不可能という先日のことです。

私たちはマージャンを打ってました。

面子は仕事が休みの長期宿泊者たちで、面子が多くなったので私は抜けました。

でもやることがなかったので、マージャンの横でゲームをしていたらその現象は起こったのです。

 

一人の男が言いました

 

 

「芦田マナだよ」

 

 

私たちは

 

「ああ・・・またなんか言ってるな」

 

と思ったのですが、芦田マナちゃんの暴走は止まりません。

 

「ハノネェ・・マナ、赤ドラだーーいすきっ!」

「芦田マナだよ」

「ハノネェ・・タバコ一本頂戴」

「芦田マナだよ」

「ハノネェ・・ふくくんの・・(以下シモネタ)」

 

マージャンは終わってみたら芦田マナちゃんの勝利で終わってました。

 (元ネタは芸人のネタらしいです)

芦田マナちゃんの勝因は芦田マナでペースをつかんだことだと思います。

マージャンは運を奪い合うゲームですから、ふとしたことで流れが決まります。

目の前でずーっと芦田マナをやられてしまったら、なかなか自分のペースにもっていくことは難しいでしょう。

それはマージャンだけでなく、実生活にもいえることだと思うのです。

 

ライダーハウスでたまに問題になるのは「よっぱらったおじさん」です。

おじさんが聞いてもいない話や説教を酔っ払いながらしてくるのは、なかなか迷惑なものであります。

カンチューハイが入った私もその一人ですが、なぜ、生命力で劣っているおじさんに会話のペースをもってかれるのでしょうか?

その原因は「物語」にあります。

人はどんなくだらない話でも、目の前で語られてしまったら無視することができません。

生命力で劣っているおじさんたちには、若者がまだもっていない「物語」をもっています。

60歳までがんばった話。

憧れのバイクの話。

家族の話。

政治の話。

おれが若かったときの話。

これっぽっちも興味がなくても、目のまで話されたら最後まで聞くことになってしまうでしょう。

そして酔っ払いの特徴として「話の終わりが存在しない」ということがあります。

いつの間にか主題がそれまくって「あれ、何話してたんだっけ?」と自分で忘れることもよくあります。

付き合うだけ損なのです。

 

でも、ガード不能です。

 

では、どうすればいいのでしょうか?

 

「物語」に対抗するには「物語」しかない

「物語」を語る相手には、「物語」で対抗するしかありません。

自分の「物語」を語りだすときの切り口は結構難しいといえるでしょう。

自然とはじめるのが難しいときは「ちょっと話が変わるんですが」とか「聞いてもらっていいですか?」などとダイレクトに切り出すのが言いと思います。

ただ人生経験をこれからつもうとする若者にとって、おじさんはかなりの強敵です。

自分の体験以上のことをしてるかもしれませんし、全然関係ない話をかぶせられるかもしれません。

「何言ってるんですか?」とストレートにいえればいいのですが、そうすることができないこともあるでしょう。

そんなときには「よりキャッチーな物語」があれば役に立ちます。

 

聞かずにはいられない話とは

芦田マナを無視することができなかった理由のひとつに、芦田マナを全員が知っていたからです。

「あの」芦田マナが・・・

と頭の中でイメージができあがっているから面白いんです。

「シモネタ」が強いのも、性がみんなの共通する話題だからです。

ニュースサイトで思わずクリックする記事は、興味があるからクリックするのでしょう。 逆に言えば、より読まれる記事を作るには、多くの人が興味のあることを書けばいいといえます。 

たとえば「お金」の話。

「仕事」「恋愛」「人間関係」

大体の人が興味をもっていることです。

そんな話を目の前でされたら、無視することは不可能です。

 

みんなが興味のある「物語」をもつことで、その場のペースを一発でものにできます。

どうすればそんな「物語」をもつことができるのでしょうか。

 

裁判傍聴をすることでキャッチーな「物語」を身につけよう

旅人は比較的「キャッチーな物語」を持つ人が多いです。

普通に生活していたら、絶対に出会わないようなイベントに遭遇するからでしょう。

でも「旅に興味のない人」相手にはなかなかペースをつかむことができないかもしれません。

そんな相手を目の前にしたときのために、裁判傍聴は使えるのです。

先日連続して裁判傍聴をしてきましたが、「覚せい剤」「万引き」「幻覚、幻聴」「睡眠強盗」「リベンジポルノ」「媚薬をネットで買ったら刑事告訴された人」などを見ることができました。

自分が体験したことではないのでやや弱いですが、それでもキャッチーな物語ばかりでした。

よっぱらったおじさんに冷水をぶっかけるような、そんな吸引力のある「物語」ばかりです。

 

まとめ:「2」を集めよう

つまり、だれもが興味をもつような「物語」を語ることで、コミュニケーションやいろんなことのペースをつかむことができるということです。

それはあればあるほど頭の中にストックされる武器といえるでしょう。

大富豪でいうなら「2」です、その場のペースは「2」を持つ人に握られます。

カードなら「2」は4枚しかないですが、コミュニケーションにおいては無限に持つことができます。

「2」を集めましょう。

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旭岳に紅葉を撮りに行ったら、なぜか牛を撮っていた件

ライダーハウス蜂の宿管理人のノザワです

ドローンを使って旭岳の紅葉を撮りに行こうと出かけて見ました。

でもなぜか牛を撮っていた話です。

ギャラリー秋 | 大雪山旭岳ロープウェイより

旭岳の紅葉は今が見ごろ

「今、裾合平が紅葉のピークだよ」

と山の先輩Oさんが教えてくれました。

旭岳の裾野にある裾合平は大好きなところです。

5月にスノーシューでも行きました。

 

hatinoyado.hatenablog.jp

 「それじゃあ行ってみますか」

とかるーい気持ちで旭岳のふもとまで行ったときです。

「この人たちは・・・・?」

ロープウェイのかなり手前の駐車場からハイカーがぞろぞろ歩いているのです。

誘導員がいたので話を聞くと

「この時期はあまりに混雑するのですべて有料駐車場になる」

ということでした。

駐車場代500円は別にいいのですが、あまりに人が多すぎるのは・・・うーん、熱が冷めました、やめましょう。

 

ただ、せっかくのアウトドア装備、そして最近運動不足なので(特に足)体にキアイを入れたい。

「そうだ、野鳥の森にいこう」

と思いつきます。

野鳥の森は美瑛の白金地区にある、森の中の野鳥観察スポットです。

ただ、その道は青い池と同じなので、かなりの渋滞が予想されました。

「よし、回り道だ」

と共同牧場ルートを取ります

「この先通行止め」

となってました。

再び戻って野鳥の森に行く熱が冷めました。

でもせっかくなのでドローンを飛ばしたら、結構面白かった。

「結局、これでよかったんじゃね?」

という今日の結論です。