家と職場とつなぐ直線の内心円のなかから中古住宅の物件が出てきた。それが3日前。場所は文句ない。値段も安い。こりゃひょっとして宿再開のチャンスきたか?とワクワクした気持ちのまま内見の申し込みをした。
そして当日。午前10時に現地集合。ワクワクして6時に起きる。民泊の費用、デメリット、条件、などなどを勉強しなおしていた。4年ぶりだ。また、あの続きができるかもしれない。勉強ははかどる。結局ライダーハウスの物件を民泊にすることはできなかった(用地がそもそも「田」だった)が、あの経験が次につながるならサイコーだ。
・・・・・用地?
そういえば、いまの家を買うときに不動産屋が地図を出してきて
「野澤さんのライダーハウスは商用利用可能だったからできたんですね」
と言っていた。あれはなんだったっけ?タンスの引き出しから不動産購入の用紙を取り出す。ばらばらめくる。あーあった。これだ。えーっとこれによると、今日内見する物件は「第一種中高住宅専用地域」となるんだな・・・・
・・・・旅館などは建てられませんって・・・
え?じゃあ、このHPにあるのは?
「民泊営業にも!」って書いてあったが・・・(いまは消されている)
ははは・・・・
あ、10時だ。
とりあえず行ってみる。不動産屋さんはもう来ていた。
あいさつして中を見せてもらう。
うん、さすが築半世紀。壁と床と天井を張り替える必要があるな・・・
部屋はいっぱいあるし、広いけど、断熱もスッカスカだろうから光熱費かかるだろうな。
2回はほとんど使ってなかった感じでいいな。ベランダもあるし、ここを客室にできたらよかったな・・・
うん、時間と手間をかけてDIYしたりできたら楽しかったろうな・・・・・
あはは
あ、ごめんなさい。民泊してみたかったけど、ここ第一種中高なんとかですよね・・・
「え?それって民泊できないんですか?」
「はい、そうみたいですよ」
「へえ」
と不動産屋さんに不動産のことをコーチして終了。
これから冬が来て、雪がこの家を壊すだろう。それがちょっとさみしかった。