職場よりリフレッシュ休暇をいただく。1週間も休みとなった。ちょうど結婚記念日だったので、層雲峡の温泉ホテルに1泊してきた。
連休前は夜勤だった。スマホを見過ぎて背中が痛くなる。あんま師によるとそこら辺の神経を圧迫するかららしい。朝になって家に帰り、昼間で寝る。寝たところですぐに良くなるわけではなく、むしろ悪化していた。ホテルに向かう頃には背中がズンと重くて、運転がつらい。久しぶりに動物園によったのだが、せっかく人がいない平日だというのに、あまり満足に回れなかった。
ホテルに到着する。とても大きいホテルだった。完全に嫁任せだったので、ホテルのことは全くわからない。というか泊まるところに執着が全くないので、この手のアミューズメントはノータッチ。1泊2万ということだ。ここでもコロナの影響は大きく、人がいないのだろう「グレードアップしてくれた!」とのことだ。
グレードアップされた部屋はすごかった。
ひろっ!!さらに花束にメッセージカード、ウエルカムフルーツとやらまである。しゅ・・しゅごいいいいい!!フルーツをバリバリくっていたら居室担当さんが来ていろいろ説明してくれる。いま層雲峡では氷瀑まつりをやっているのだが、そこまでバスが出ているとのことだった。「あ、行かないっす」というと残念そうだった。だって風が超強くて、新千歳空港では全便欠航しているような日なのだ。まずは風呂でしょ、ひとっぷろ浴びてきたら晩御飯。さっきの居室担当さんが運んでくれたのだけれど、これがまたすごかった。
カニ、
カニ、富良野和牛、タラ鍋、刺身、グラタン、フルーツ・・・美食の絨毯爆撃といった豪華ディナーで「ひぃいいい~もう勘弁してくれー!」と悲鳴を上げた。うまい、そして量がすごい。こんなにうまいもの、贅沢なものを残さざるを得ないのがつらい。頑張ったが刺身を少し残してしまい、結婚記念日メモリアル記念のケーキは持ち帰ることにした。
窓からはまつりの会場が見える。時間になると花火が上がった。
高さ的にちょうど真横だった。それが実におもしろい。
花火の後2回目の風呂。ここには3つの浴場があり、次の日の朝に3つ目に入ってコンプリートした。
朝食ビュッフェも贅沢を懲り固めたようなラインナップで「ええっ!?朝から海鮮丼!?」と驚く。もちろん食った。
このような、ホテルに泊まるのを主目的とした旅行もある。そのような目的のためのホテルもたくさんある。そこではきっと今日もまた、贅沢に贅沢を重ねた贅沢地獄が繰り広げられているのだろう。それを行うマンパワー、維持費を思う。豊か過ぎんだろ…とため息をついた。想像もつかない世界だ。
家までの帰り道。ヒマで寝そうだったので嫁に世界で最も売れた映画ランキングを調べてもらう。アベンジャーズつえー。っていうか、売れてる映画にあまり興味がわかなすぎる。自分がとことんマイナーな存在なのだと思った。