モトハチ(元蜂の宿管理人のブログ)

閉鎖したライダーハウスの元管理人のブログです

ああお寿司

「3000円使ってこい」

という職場の命令。

「っす」

と使ってきた。

この3000円は何の金かというと、外に出れない利用者さんの地域通貨なのだった。それを代わりにつかって、現金で補充する。それが今回のミッションだった。

つまり、自分の金だ。自分の金ぐらい自分で使わせてほしかったが、サラリーの根源である職場の命令には逆らえない。ホントのことを言うなら別の選択肢(出前を取る、お菓子をかってくるなど)があったが、どれもめんどくさかったので 自分で使って、その分を補充する にした。自分の責任だ。

さて、3000円、何に使おう?

ゆっくりじっくり使うのは性に合わない。タスクが残っている状況が嫌いだ。という訳で、とりあえずケーキを買う。1000円。それから嫁と寿司屋に行った。

昔からやっている寿司屋で、こんな機会でもないと一生行かないだろうという店。平日の17時30分に予約もしないで飛び込んでみた。ガラガラ、空いてる、驚いてこちらを見るお母さんとお父さん。えっと2人なんですけど・・あ、じゃあこちらへ、奥の座敷からSwitchをもった子供が飛び出してくる。うん、いい。ここまでのやり取りでおなか一杯。寿司はおまけだ。ということでおまけの寿司を食ってきた。味はまあ、ほら、ね。

 

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「作業机が欲しい」と嫁が言った。うーんと少し考える。居間の横にある空間がベストかな?と思った。机を置くなら畳とじゅうたんじゃあかっこ悪いかな。というわけで、フローリングにしよう。

ホームセンターに行って、居間にひいた床材を買う。畳の厚さにあわせてスタイロフォームと合板材を買う。それらをすべてコルトプラスに積み込む。ってか積み込めるのか?助手席までスタイロフォームがやってきて、左が完全に死角になった。パンチでへしわった。ん、これで美瑛まで帰れる。

それから夜勤。17時から8時まで働いた。家に帰り、部屋をかたづける。漫画や電子機器、ソファなどをずらす。畳を窓からぶん投げて、スタイロフォームを詰めていく。楽しい作業だ。

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ホントは、荷重を受ける梁が必要。

でも、12㎜の合板材を上に乗せるし、まあいいでしょ。

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夜勤明けのまま、寝ないで作業をし続けた。嫁が帰宅。「何か食いに行こう」「何を?」「寿司が食いたい」はま寿司に行く。嫁の運転する車の横で落ちる。はま寿司はうまかった。こんなのが寿司の基準になってしまったら、個人の店舗なんてやってらんねえよなあ・・・と思う。

ってそれは内装屋も同じかな。情報の時代だ。ちとググればフローリングのやり方なんてすぐわかる。もちろん、職人の技量には及ばないが、自分でDIYするメリットはデカい。やってらんねえ時代がやってくるんじゃないだろうか。

どんな天才も、時代には絶対にかなわないという。イチローや大谷が江戸時代に生まれたら・・・というやつだ。誰だって時代にあわせてやっていくしかないのだ。

 

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フローリングでこの中古住宅もかっこよくなったと思う。今日も漬物になるぐらいまで働いて、風呂に入って、いまこのブログをフローリングにした自分のスペースで書いている。久し振りに味わったこの充実感、大切にしたい。