あしたからの２連休の予定は朝の天気予報によってキャンセルとなった。雨。しかたない、なにやろう？今日は１０時からの出勤なのでそれまでヒマだった。何もすることが無いので寝た。いま起きてこれを書いている。
２８歳の時、自らを社会不適合者と認定し郵便局を出た。生きていける気がしなかった。できるだけムチャなことをやり、その時が来たら死のうと思った。無茶なこと。この時考えたのはカヤックガイドで、道東の歴舟川に住み着こうと思ってた。明日行こうと思っていた場所だ。
今思えば、あの時、あの川で自分は何かをつかんだのかもしれない。こうしてあの川に帰りたがっている。あの時生まれた何か。
社会から弾かれたことで、自分の思わぬ生命力に気が付いた。地面から沸き上がる力をそのまま形にしたら、いろんな人から褒められた。とてもとても嬉しかった。
自営業が終わり、その時、が来たかと思ったら普通に就職できてしまった。久しぶりの会社勤めで、上手くできるかわからなかった。いまのところ、上手くいっている。
自営業が終わるころ、なぜか家が転がり込んできた。部屋はあたたかく、いつでも自分を迎えてくれる。不思議だ。普通に生活できている。
踏むべきステップ、たどるべき順序、構築されるべき物語がある。やらなければいけないことがあり、自然とそこに引き寄せられる。本当にそう思う。
