モトハチ(元蜂の宿管理人のブログ)

閉鎖したライダーハウスの元管理人のブログです

タンジェント高木の言葉を生み出すのは気持ち

オッス!大胸筋と大胸筋の狭間に住んでる皆!マッスルしてるか?尼寺の洗濯物を盗んではメルカリに転売する商売なんてそろそろ畳め畳め!おじさんと地に足の着いた商売をしようゼ!そう、それは500万円の授業料で教えてくれるカーネギーの鉄板商売、人間の心理を利用した奇跡の手法。その通りにやるだけで、だれでもすぐに億万長者。そのシステムを、今ならたった50万円払うことでおじさんが教えちゃうぞ!

をなんとなく左上ぐらいに配置しておけば「え?ヤダ!なんかの金賞じゃん!」と後光が差しちゃうこのシステム。いったい誰が発明したのやらと思うよね。人類の進歩に1ミクロンも貢献しないこの手の発明が好きだ!

という訳でこんにちは!糸ようじのワッショイ担当ことタンジェント高木です。炸裂する脳細胞が影響して、台所の三角コーナーに金脈を見出しちゃった私たちのブロウちゃんたち。あなたの今日の仕事はセコマの100円パスタの麺の数を数えることよ!数えたらそれを切断しなさい!わっしょーい!!わっしょーい!!そして祭りのリズムに乗せて5.7.5で「儚い」を表現しなさい。

サンバだよ

ビバビバサンバ

ビバサンバ

というわけで畑のポルシェことサンバーにのって消えたまま、今も発見されてないおじいちゃんのことは置いておいて日記。

藤井2冠が生まれるってことで仕事から帰ってきたらアベマに張り付く。封じ手の「同飛成」が最善手という結果にはっしーがうろたえているのが面白かった。誰も考えつかないのだろう。1時間考えて藤井棋聖封じ手。翌日の開封で「同飛成」。遅番だったので、出勤まで見ていた。結局、木村王位は左辺を食い破られ、80手で投了した。

人間の脳とはすごいものだ。1億通りの手を計算するAIの結果に、僅か1時間の思考で到達するのだから。そんなことを認知症の利用者さんの話を聞きながら思った。30分以上、同じことを話している。シュールな空間に迷い込んだ感覚になる。論理は何度もスタート地点に戻ってくる。それでも気持ちは収まらないようだ。易怒性というのだけれど、すぐに感情的にぶつかってしまうことがあるのだ。俺に出来ることは、手をつないで一緒にシュールな迷宮を迷子になってあげることぐらい。認知症は脳が委縮して起こるらしいのだけれど、それでもこんなに話し続けることができるのはすごいことだ。きっと言葉とは脳ではなく、気持ちから湧いてくるのだと思った。気持ち。あなたに知って欲しい。あなたに分かって欲しい。あなたと繋がりたい。そんな気持ち。それが言葉を生み出す源泉であり、感情を表現するたった一つのツールだ。認知症が進めば、やがて言葉を失っていく。体は石の様に硬くなり、コミュニケーションは閉ざされていく。そのことを怖ろしいと思っていたが、この仕事を始めて美しいと思った。人は機能を失っていく。永遠に所有することは出来ない。