健康ランドに行ってきた。ビール1杯つきというやつで、入って温泉に入りそしてビールを飲んで仕事をしたり、ぐったり寝たりしていた。夕方からプロレスが始まったので、PCで観戦する。最後まで、ゆったりと見れるのが良い。
仕事しながら、戸棚から本を取り出した。「コンビニ人間」を読む。とても面白い。コンビニって社会のインフラともいえる存在だけど、極限まで合理化したシステムだから1人の負担が大きいよなあって思う。一気に読み切ってしまった。
仕事もだらだらとしか進まなかったけど、健康ランドで働けるってことが貴重だ。外はマイナス28度になったという日、家にこもるなんて灯油代がもったいない。お風呂入ったり、仕事したり、読書したり、くるくるやることが変わるけど、これがいいんだ。
良い人生だと思う。誰に理解される必要もないし、孤独でも構わない。社会の役に立たなくてもいいし、狂っていてもいい。ただ、健康ランドに来る小銭だけが欲しい。
新日本プロレスが面白いのは、新しい社長を迎えたことだと思う。その社長のドキュメンタリーを見た。たった2年で、海外進出やコンセプト、空気感、集客、革命的に広げて行っている。
「ビジネスというのは、リスクを取ることです。今できることの先、もうちょっとがんばればできそうだな、ってことに挑戦していかなければ、会社はつぶれます」という。なるほどと思った。
ライダーハウスをやっているときにも、最終的には「完成してしまった」という悲しい思いがあった。新しく広げることができなくなり、自分の力ではこれ以上成長しないと感じたからだ。
もしこの先があるのならば、無料化だと思っていた。その為には派遣会社にしなければならない。資本金2000万以上必要だし、第一土地も買わなければいけないし、NPO化も考えた。それは少し遠すぎる。
でもやるべきかな。失敗、痛みだけが自分を成長させられる。人間としてさらに深く大きく広くなるためには、もっともっともっと失敗して痛くなければならない。
