モトハチ(元蜂の宿管理人のブログ)

閉鎖したライダーハウスの元管理人のブログです

物語機能と舞城王太郎ハングリー

頭がどうかしてしまったんだと思う。正常な状態と言うのが思い出せなくて、酒を飲んだり飲まなかったりしている。仕事はあまりしていない。朝、マイナス15度ぐらいの安定した気温で、寒さの中起きるんだけど、あまり進まないんだ。頭がどうかしているのかもしれないな。

プライベートでいろいろあったのが原因だと思う。いろんな人のいろんな思いに触れた。そのたびに共感したり、しなかったりする。それに疲れてしまったんだ。自分の頭を取り戻せない。

たぶんだけど、自分が共感力の強いタイプなのだと思う。逆サイコパス。だから酒をのんで忘れる。忘れる機能は年々衰えている。

書けなくなったので、ふと小説を手に取った。ネット古本屋で買った舞城王太郎の短編集。この作品はひどい。書きなぐるという感じで書いている。それが面白いんだからいけない。1ページ目を読み始めたら手首をつかまれた。2ページ目で停まらなくなり、文字の向こう側に入っていく。倫理観や論理がなくなった世界の住人になる。頭が洗濯機に放り込まれる。脳が高圧な滝壺でぐるぐるまわる。すっきりした。

人生において、舞城王太郎が必要なのだと感じる。それはもうご飯のように消化したい。だけど、舞城王太郎は多作だけど、そこまで沢山生産できないのだ。だから、自分で作ろうとおもう。必要なものは必要なだけ自分で作ればいい。