「温泉街にある洋館の宿が450万!だれか買ってー」というツイッターが流れてきた。
軽いノリで買ってライダーハウスにしたいと呟いたけど、絶対もうからない。「けど、フインキいいよね」と隣のオルくんに話す。彼は宿をやりたがっている男で、時間があれば物件を検索しているのだ。
「450万かあ、高いなあ」と彼は言った。耳を疑ったが、彼の見ている物件はこんなかんじ。
https://www.homes.co.jp/akiyabank/b-10666/
https://www.homes.co.jp/akiyabank/b-10666/
66万円・・沢水なので保健所の許可とかはキツイだろうねえ・・でも、世捨て人寸前のクラウドワーカーとかなら、逆にいいんじゃない?ネットさえあれば、生活できるだろうし。コミュニティを作っちゃえば、それに近い人がやってくるってものよ。
ツイッターがあれば、広告なんてほとんどいらない時代だし、いい感じの空間さえプロデュースできれば、仕事はそれで終わってしまう時代だ。ほんと良い時代だよね。
読んで読んで「三四郎」
夏目漱石の「三四郎」を読んだ。ネットで無料で読めるのがいい。キンドルでも青空文庫でもいい。無料で名作が読める。
明治の文豪ってだけで敬遠している人もいるかもだけど、漱石はチョー読みやすい。三四郎なんて、出だしで笑った。熊本から上京する三四郎(童貞)が列車で知り合った女と名古屋で一泊することになるのね。 宿の気遣いで同じ部屋の同じ布団が惹かれるんだけど「いや、違うんだ」って言えないまま、風呂に入る三四郎。そこに「お背中ながしましょうか」ってくだんの女(人妻)がやってくるんだけど、カッチコチのDTである三四郎は「いや、いい」と言うのね。馬鹿だねーwww俺だったら女将にヌルヌルせっけんをもってこさせて「おーい!ゴム持って来い!」ってフロントに電話するけどね!もちろん、時は明治だからそんなことにはならなくて、三四郎は布団に入るんだけど「おれはこうやって寝るんだ」って女との間に布団でしきりを作っちゃうのよ。あはは!マジで?って思っちゃった。現代だったらそれは美人局かマジックミラー号のどちらかだろうけど、電マのひとつでも当ててあげるのが日本男児の心意気ってやつじゃね?と思ってたら、登場人物の女(人妻)もそう思っていたらしく「あんたは意気地がないね」ときっつーいセリフ。うわ、俺だったらそのまま栄のソープに行ってDTを名古屋ドームで踊っているドアラに食わせるね、もしくは信子(人妻)。
さて、三四郎はもちろん明治の葛藤を抱えるエロゲの主人公のようなキャラだから超まじめ。東京でも美彌子っていい女にであって恋になるんだけど、それがぐっとくるんでお勧め。東京大学にはマジで三四郎池ってのがあるんだってさ。そこに集合した上京したての童貞たちはメルカリで転売した握手券の代わりに得た2万円で、川崎の大衆ソープにいくんだとか、いかないんだとか。
「お前、明治文学の名作にそんなこと言って、頭おかしいんじゃねえの?」と思ったそこのあなた、聞いてください。今日も3時に起きて仕事してたのよ。朝から唐揚げとか食ってるし。だから多少はご了承ください。