勝ち方や戦い方を教えてくれる人はいない。
たとえば自動車のように「だれでも使える」ように設計されている物がある。その使い方はマニュアル化されていて、教育プログラムがあり、ある程度のラインを超えれば合格して免許がもらえるようになっている。
でも、そんな物って少ない。世の中は基本的に不公平で、不平等だ。体格のいい人は良くない人より得をする。知識は知らない人より知っている人の方が強い。不公平で、不平等である。同じ仕事をしていても、給料に差が出るように。
昔、郵便配達を初めて間もない頃。紙に住所と名前を書いて配達区を覚えて見ようと思った。それを見た先輩が「無駄だ、仕事しながら覚えていけ」といった。
先輩は間違っている。覚えるってことは学校の勉強でやったように、書いて、目で、覚えるのが早い。人間の得る80%の情報は視覚から入ってくるのだ。
人から教わった通りにやっても、それで到達できるのはその人のところまで。その人に勝つには、その人のやり方を否定する必要がある。つまり、人と同じことをやっても勝てない。
体格や記憶力、分析力やコミュニケーション能力。みんな違っているから、ベストな方法は自分だけのオーダーメイドだ。人は人に勝ち方、戦い方を教えることは出来ない。それは自分や、自分に似た人にしか通用しないからだ。
1.書いて覚える
は私の勝ち方、戦い方となった。作業の方法、人の名前、物の名前、仕事の段取り。すべて書いて覚えた。
2.隅々まで掃除する
も戦い方の一つ。なぜなら、掃除は面倒くさいからだ。ゆえに感謝されるし、対象を分析、理解するのにはとても良い手段。
3.名前を覚える
相手の名前は必ず初対面で覚える。当然、書く。名前を覚えてもらうと、人は承認欲求を満たすのだ。
4.人と同じことはしない
人と同じことが出来るようになったら、そのやり方を否定する。競争相手は少ないほど良い。
ココらへんが、私の戦い方、勝ち方。だけど万能でもなければ、誰にでも使えるわけではない。