この一歩はものすごくどうでもいい一歩だけど
他人に説得するには重要な一歩である
今日も天気がいい。小さなストーブを付けて、仕事をする。
PCに向かい、疲れたらぎょうざをつつんだ。
BGMは古いCD。ローリンヒルとかスピーチを流していたら
「いろんな音楽聞いてますね」
と事務所の人。
「いま、ローリンヒル、また新しいアルバム出しましたよ」
へえ、すごいな。
でも、音楽は雑食なので、あまり興味がなかった。
その証拠に、次に流したのが電機グルーブのXXX
完璧にキマッタ。キマッテル。
自分は雑食だ。同時進行したマルチタスクをこなすのが好きだ。
だから、居酒屋の仕込みと、ライティングの同時進行は気持ちよかった。
なかなかのはかどりで今日はすすんだ。
メール
「審査終わったよ」
!!!
DIPSという国土交通省のシステムを使って、ドローンの許可申請をしていたのだ。
おそろしくて、すぐに開けなかった。
仕事を終えて、いま、野球放送が始まった。
ラジオで千賀がお化けフォークをなげていた。
晩御飯を作る。
塩きゃべつのレシピをググった。
なるほど、コンソメとにんにくか・・
うん、やることがなくなってしまった。
仕方ない、メールを開いた。
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!
いよっし、これで国土交通省の(とある条件での)ドローン飛行許可を取った。「それがどうしたの?」という人もいるかもしれないが、これは重要なファーストステップだ。
例えば
美瑛町は山の町で、ドローンの活躍が想定される。それは遭難者の捜索とか、噴火とかの調査とか。町の職員が業務用ドローンをつかってやっているらしいが、その仕事のおこぼれとかないだろうか?
あったとして、町外の業者に頼むだろうか?もし、緊急の要件なら?町内にドローン空撮業者があれば、その存在に価値があるのではないだろうか。
もちろん、実績のない個人に業務を委託することはないだろう。じゃあ、実績を作ったら?法人化して税金を納めたら?
それに、日進月歩のドローンで、税金をつかったドローンを飛ばす価値はどんどん少なくなっていくと思う。税金でドローンを維持するメリットは小さい。(数年前は数百万したドローンの機能が、今では100万あれば買えたりする)
十勝岳連峰のドローンの飛行許可をしょっちゅう取っていれば、顔も売れるはず。そこに、ドローン撮影のニーズがうまれないだろうか。ちゃんと許可を取って、公的に使える映像のニーズは?
コストは限りなく小さい。でも、誰でもができることではない。国土交通省の(ある条件での)許可を取ったからと言って、何かが変わるわけではない。が、他人を説得するには効果的な武器だと思う。