おもしろい視点を探している
それさえ獲得できれば
朝から図書館に行き、みっちりと考える。
左の乳首だけピンク色のオッドニップの男性が、ニートで生活保護を受けながら、左フック1本でのし上がっていく話だ。
そんなウソを積み重ねて、何とか1万3千文字書いた。とっとと、エロを専門ジャンルとして確立したほうが、将来は明るいのかもしれない・・
心がダークサイドに落ちていきそうになったので、動物園で癒されることにした。
冬の営業最終日で、年間パスも今日で終了というタイミング。しかも、アザラシの子供が生まれたってんだから、RX100をもって写真撮りに行きましょ。
予想通り、動物園は撮れ高の集合体で、ペンギンなんかは、あきらかに「撮られ」を意識していたと思う。こんな動物もいるんだ。
帰りに、とつぜんネパール人の作るカレーが食いたくなり、スマホで検索すると、帰り道に発見した。
落ち着いた雰囲気のすばらしい店だった。窓からこぼれる春の陽光と、おだやかなBGM。嘘ばかり書いて心がささくれ立っていたが、すこし癒されたとおもう。
夜。バイトに行く。
ずらりと並んだ、スーツのスーツ。スーツの若者がここまで見られるのも、田舎では珍しい。ペンギンの散歩よりも、レアだ。そういえば、スーツはどこかペンギンに似ている。