いまワードプレスでサイトをちまちま作ってます。収益化するのは半年以上かかるでしょうけど、とても面白い。ライダーハウスの仕事もまだ始まらないので、丁度いい作業です。
でも今日は実家の親が病院に行く運転手をする日、車の名義変更が間に合わなかったので電車とバスで帰ります。
道中のヒマつぶしで電子書籍を2冊買いました。そのうちの一冊。
「カエレバ」などでおなじみのかん吉さんの本、280円だったので買いました。
インターネットは「無料文化」です。この本も多くはかん吉さんのブログ
で書かれたものをまとめたもの。それにお金を払うのはもったいない!と感じるかもしれません。
・・・でもね、この280円は安いよ。
サイト運営に乗り出した私の目の前に「こっちだよ」と道を教えてくれるような内容でした。その中でも「インターネットは無料文化」って言葉が響きます。
無料であげちゃえる情報やサービスに価値がある時代なのです。グーグルのポリシーだって「ユーザーのためになることが第一」といってます。労働力に応じた対価を貰おうとしてはいけません。
それではいつまでたっても自分の時間が増えないからです。労働力が売れるのなら、我々日本人は沢山売ろうとします。労働力の叩き合いです。過剰な供給とそれに慣れたユーザー。人生を潰してまで労働力を売ろうとします。
違う違う、そろそろ自分が「何を提供できるか?」という視点で動くべきです。働くなら働くで「どのジャンルのプロフェッショナルになるか?」という視点で働き、業界に無料で技術と知識を広める存在になるべきです。後輩に何を無料で与えられるか?その業界や会社のために何ができるのか?対価はそれができてから。
時間で図った賃金や福利厚生に自分を売る時代でありません。いや、生活のためにそれは必要だけど、そればっかりではダメなんです。右手に生活のための労働を、左手に無料で社会に提供できる何かを持たなくては。
「無料文化」っすよ、無料。「タダならしゃーない、見てやるか」ということから、小さな流れが生まれるんです。それはいつか激流になるかもしれません。お歳暮やバレンタインデーや年賀状だってそうじゃね?「タダでものを貰える日」ということで広まったんじゃね?
去年ハマったドローンもその方向で行こうかなとおもいます。時間があればライダーをドローンで撮りまくる。もちろん無料で。
クルマがあればガソリン代だけ貰って、どこかにだれかを連れていく。頭にあるのは裁判傍聴で、その感想をブログに落とし込む。裁判傍聴は自分の将来を考えるのにきっと役に立つからだ。
ライダーハウスも究極的には無料にするべきでしょう。そもそも私が好きでやっているからです。大学の時から誰かが泊まりに来るのが楽しかったし、旅してる時もキレイな寝床なんてほんといらなかった。突然行って、どこかの片隅に寝かせてもらえればOKだった。
無料であげられる何かを、ゼロになるまであげつづける。どうせ死にはしないのだから。