裁判傍聴の結果の記事になります。
刑事事件は99.9%有罪になります。それだけ証拠があって、やっと検事が立件するということでしょう。裁判傍聴をしていて、無罪を訴えることすら一生見ないと思っていました。
ところが9月に1週間連続で裁判傍聴をしたとき、最後に見たのがこの裁判です。
なんと、無罪を訴えたのです。
罪状は「麻薬取締法違反」中国から違法ドラッグを密輸した疑いでした。
そんな凶悪犯っぽいことをしているのに、無罪を宣言するなんて!!?
とおもっていましたが、聞いてみると「あんた無罪だよ」と言いたくなることばかり。
彼のやったことは、ネットで媚薬を買っただけだったのです。
その媚薬を使って妻と性生活を楽しみたかった、ただそれだけの思い。わかる、わかるなあ。男子たるもの嫁をいわしてなんぼだよ。
妻の食事に催淫剤を混入したりしたけど、彼は無罪だ、性欲に罪はない。
裁判は複数回にわたり、初回と証人質問と被告質問を傍聴することができました。
判決は逃してしまったけれど、新聞を読んでいたらこの記事があったので結末を知ることができました。ネットニュースにもなってます。
この記事を読んだとき「ああ、よかったなあ、これで思う存分媚薬をつかってエレクチオンできるなあ、妻とは離婚されたらしいけど」と思いました。