新井英樹「SUGAR」を読みました。
そこで私は「恐怖との向き合い方」について考えたのです。
話はボクシングの天才が開花するまでのものになってます。
主人公 凛 が恐怖に取り付かれたときの表情がすごい。
何回も読み返してしまいます。
なぜなら、私もふとしたことで恐怖に取り付かれるからです。
※※※
ライダーハウスも8月に入り、少しずつ忙しくなってきました。
昨日はありがたいことに15名さま、居酒屋は10名さまのご来店でした。
居酒屋を開けるまでは
「うまく回せるのか?」
「やめたほうがいいのではないか?」
「暴力飲酒おじさんがあらわれるのではないか?」
「「まずい」と怒られるのではないか?」
「「おそい」と怒られるのではないか?」
そんなことを考えてしまいます。
でもやるしかありません。
「SUGAR」でも「リング!」と逃げ場のないことを自覚することで覚醒します。
居酒屋もオーダーから逃げることはできません、作るしかないのです。
もっともベストな方法で、できる限り早く、なおかつエレガントに。
4つのガス台とオーブン、ビールサーバーとレンジのダンスです。
「自分は天才だ」と思い込みます、そうでなきゃやってられないからです。
恐怖にはテンションあげて立ち向かうしかありません、攻撃することだけがバランスを保つ唯一のポジションなんです。
同じようなことが人にも言えます。
おっかなそうなクレーマーっぽい人や、クレクレくん、ヤレヤレさん。
受身に回ってはいけません、恐怖でやられるからです。
だからこっちから話しかけます、話をすれば恐怖は自分の妄想だとわかるからです。
「自分は天才だ」と思い込みます、そうすることで攻めに回れるからです。
相手が理解不能の奇人でも大丈夫、いじくることでバランスを保つことができます。
恐怖には覚悟を決めて攻撃することでしか打ち勝つことができません。
老後が怖い人は、自分とファイトしてないからです。
他人が怖い人は、他人とファイトしてないからです。
天才である自分の前では、すべてがトロくさく思えるでしょう。
広告