整理整頓の日でした。
日中は先日の強風で吹っ飛ばされた屋根を再構築しました。
夜は本棚を増設、pcのお気に入りの編集などをしました。
ふとブックマークの編集中に、2chの美瑛について語るページがあったので懐かしくなり見てみたときのことです。
1ヶ月に1回くらい誰かが発言する、スローな会話がそこにありました。
そこでは「景観保護のため観光業界は土地の所有者に金を払うべきだ」とか
「美瑛町の人口対策は遅れている」などとありました。
とてもまっとうな意見だと思います。
その主張は完璧に善であり、だれからも非難されることはないからです。
友情とか、努力とか、愛とか、正義のカテゴライズされるものでしょう。
美瑛町の人口対策が遅れるぶん、どこかの人口が減らなくて済むのです。
そこらじゅうに立ち入り禁止のたて看板を立てれば、きっと景観は保護されるでしょう。
ところでまっとうな意見というのは時代によって変化します。
出征旗などに「鬼畜米英、武運長久」と書くのがまっとうな意見だった時代もあれば、北朝鮮に毒ガス兵器を落とそうというのがまっとうな意見のこともあるのでしょう。
私が高校生のときに、サイフを盗んだ疑いをかけられて自殺した後輩がいました。
彼に疑惑をかけた人はどうだったのでしょうか?たぶん常識的でまっとうな見解として疑惑をかけたのだと思います。
ライダーハウスでも「若者は常識が無い」という意見があれば「お年寄りは常識が無い」という意見があります。
どちらも、どの意見も正しい。
きっと正しいのです。
世の中で間違っているのは、自分だけでいいのだ。