命を賭けるべき瞬間に直面したことはあるだろうか。 その先は本当に死ななくてはいけないという状況だ。
私の個人的な趣味として、マンガを集めるというものがあります。
ライダーハウスを始めてからは「これは資産だ」と大義名分を立てたので、買いまくりました。 今では何冊あるのかわかりません、マンガの壁が出来ています。
その中で一冊だけお勧めをあげるなら「金と銀」のマージャン編です。
金と銀はあの「カイジ」の福本先生が書いた示唆に富んだ作品です。 マージャン編はその作品の中でもトップクラスの傑作です。
この作品の中で主人公森田は、尊敬する先輩の銀二に「死ね」といわれて覚醒します。
金も、経験も、実力もない者が強者と戦うとき、セオリーや安全策になんの意味があるのでしょうか。 そんなことは強者がすでにやっていて、いまさら弱者がやり始めても意味が無いのです。
弱者はセオリーを捨て、命を賭けて戦いに挑むしかありません。
そうして、初めて道が開かれるのです。
私はこの話を読んで、何かをやるときは命を賭けようと思いました。
たぶん本当に死ぬことは無いでしょう、でもそのつもりでやろうと。
命を賭けてやりたいことを話すとき、大体の人は引きます。 でも、一部の人は話を聞いてくれるのです。
そんな風に命をかけまくっていると、だいたいの事は命がけなんだと気が付きました。
それは寿命です、人間はいつか死ななくてはいけません。
その時間を消費するということは、長い目で見れば命をかけているといえます。
では、これから命がけでたまねぎ工場に行ってきます。
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