モトハチ(元蜂の宿管理人のブログ)

閉鎖したライダーハウスの元管理人のブログです

火葬場から吹いてくる風のように

半身がロボのみなさん、お元気ですか?

さっきこんなのを読みました

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ここで「凄い」の語源について、さらっと学者の方が言ってらっしゃるのですが、「すごし」という言葉なんですね、凄いの語源。

その「すごし」ってもともと「火葬場から吹いてくる風」とか「夜の気持ち悪い場所に来て、ゾクゾクしちゃう」みたいな言葉なんだってさ。

だから、「凄く気分が悪いです」とか「すっげー、アッコさんすっげー!」とかマイナスイメージの使い方が本当は正しい使い方であって、「このミステリーが凄い!」はいいけど「このマンガが凄い!」とかはプラスイメージへの転用なのです。

でも、言葉というのは、そんなものらしいのですよ。 ジーザス・ファッキン・クライスト

だから「ここって凄いですね」ってお褒めの言葉をいただくたびに「いや~」と照れていたけど、実は発言者は本来の「凄い」を知っていて、「火葬場から吹いてくる風のようなキモチにさせてくれますね!」という意味だったのかもしれない。

それはそれで正しい。ココはたしかに不気味な場所だからだ。

インターネットのおかげで、ライダーハウスになじみのない人も使ってくれるようになった。 それはとてもありがたい話なんだけど、どうしても期待にお答えできないときがある。

汚いし、臭いし、うるさいし、凄い。

しかし、そんなことを吹き飛ばすような生命力がある。

とある霊感の強い子が「ここはとてもいい」といってくれた。 マイナスイメージを過敏に感じる彼女が、この凄い場所には明るさしか感じないらしい。

たしかにアタシが幽霊だったら、こんな場所には住み着かないだろう。 もうちょっと落ち着ける場所があるはずだ。 ココはひたすらに明るく、だらしがない。 血が通っている場所なのだ。 それは火葬場とは正反対の位置にあって、それでも凄いといわれるのならば、それはそうなのだろう。凄いには凄くいろんな意味がある。

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