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スーパーカブのブランドイメージって
「 壊れない 」
ってことだと思うのよ。
それを作り出したのは110cc以前のカブシリーズ
にほかならなくて、このイメージがあるから
現在の110が売れているってことよね。
アタシもMD90とリトルカブに乗っていて、
とくにMD90には仕事とプライベート 両方でお世話になったわ。
それから110( JA07 )に乗り換えたんだけど、
配達の仕事でも110にはお世話になったから、
90から110への移行は衝撃だったわね。
外見が似てるってこと以外で
カブらしさ
ってのは全くなかったわ。
いえ、もちろん遠心クラッチや足まわりなんかは
カブなんだけど、ど真ん中がズレている感じがするのよね。
どうしてかしら?
それはやはり、あの耐久性、
「 壊れない 」神話が なくなっていることだと思うの。
90シリーズのカブは「 鉄 」でできてるわ、
それに対して110は「 プラスチック 」よね。
エンジンはアルミだし、細部のパーツの耐久力も
90に比べて貧弱だと思うわ。
配達に使っていたとき、110が登場すると
みんな乗りたがったんだけど、すぐに90が
奪い合いになったのよ。
道具として耐久性がなかったのね。
おかげでアタシに110がすぐに回ってきて
「 あ、これはいい 」って思ったの
配達の仕事ってのはゲームなのよ、
レースゲーム。
早く終わらせた人の勝ちなの。
それにアタシは参加しなかったの、
仕事ってよりツーリングの感覚だったわね。
そんなスタイルには110はぴったりはまった のね。
エンジン性能を ぎりぎりまで使う人と
余裕を持ってバイクを楽しむアタシ。
110はいいバイクなのよ、カブ のイメージはないけど。
4速110ccの丁度良いパワーは
買い物にもツーリングにも使えて、気持ちいいの。
使い倒す道具としてはもろいけど、
大事にバイクを乗る人にとって問題にならないわ。
「 90に比べて耐久性が… 」ってひとは
よっぽど悪いたまに当たったか スピードレースをやっているんじゃないかしら?
きちんとオイルを変えて、チェーンに油をさして、
消耗品を交換できて、たまに バイク屋に持ってく人に、
耐久性の問題は気にならないんじゃないかしら?
北海道の田舎で使っていても、これ以上のトルクは
いらないわね。 山に登るときも苦しくないし、
平地やなだらかな下り坂では風に乗ったような
静音性、スピードを味わえるわ。
この余裕は90には無かったところね、
90では届かないカユいところに
110cc 4速は届いてると思う。
そして、何よりインジェクション!
いま、外はマイナス10℃くらいの気温 なんだけど
セル一発でかかるのよ!
燃費も含めインジェクションのご利益は 感動的ね。
こんなまねができるのも110カブだからこそね。
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