「 どうすれば 鬱 にならないと思う? 」
と人に聞きまくった時期があった。
出会う人ほとんどに聞いたのだけど、
この質問の着陸点はだいたい、
ストレスから距離をとる
という話に落ち着くのだった。
・・・・・・意味ないな
とあきらめかけてたとき、たぶんなにげに答えてくれた
ある言葉がとても良かった。
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ふとした言葉
何台かのバイクで山奥に行こうとしたとき、
休憩のコンビニでふと
「 ねえ、鬱にならないためにはどうしたらいいと思う? 」
「 ・・・オフロードバイクに乗ればいいんですよ 」
彼からしたら何気なく出た言葉かもしれないが、
僕はとても具体的で、真理を貫いている言葉だと思った。
もちろん、すべての人に「 鬱にならない方法 」として
「 オフロードバイク 」をオススメしてるわけじゃない。
「 オフロードバイクに乗ればいい 」というのは
一種のプラシーボ効果だ。
病気について何も知らない人に
「 これは特効薬だ 」といって
角砂糖を与えたら効果があるように、
「 オフロードバイクに乗る 」ことが
鬱にならない完璧な方法と信じることが出来れば
それは効果がある。
これはある種の信仰だ。
自分だけが信者の自分だけの神
自分だけだから他人の影響を受けない
絶対完璧な神。 ストレス解消の神。
アタシは「 なるほど 」と言って
こっそりオフロードバイク教に入信したのだった。
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