地獄って怖かったよね?
小さいときから「 死んだらどうなるの?」って
疑問はもっていて、その答えは
「 善人は天国、悪人は地獄へ 」という
お決まりの答えで、
「 うわ~!地獄コワイ! 」
って子供のころのアタシはビビリまくっていたんだけど、
実際どうなのかしらね?
まあ、死んだ人の話は聞くことが出来ないから、
ホントに地獄があるかどうかは死ぬまでのお楽しみなんだけど
社会規範を学ばせるための方便って事以上に
「 地獄 」って概念は使える!って話
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砂川であった交通事故について想像した
ちょっと重い話になるんだけれど、北海道の砂川市で
一家5人が乗った軽乗用車にスピードレースをしていた
若者の車が追突して、5人のうち4人が死んでしまった事故があったのよ。
この前一審があって、被告の無罪の主張を退け
「 懲役23年 」が言い渡されたのね。
軽くはない刑だと思うわ、でも生き残った遺族はどう思っているのかしら?
「 なぜ、死刑じゃないの? 」って憎んでいるかもしれないわ
酔っ払って、信号無視して、一方的に家族の命を奪った被告にたいする
うらみ、辛さはアタシたちの想像を絶するものがあると思うの。
さらに、ネットでこの事件を調べたら、こんなことが・・・
「 軽に5人乗ってるほうも悪い 」って話になってるのね
これも地平の彼方まで決着のつかない話ね。
ただただ、心が痛いわ
さらに話は変わって
俺のいじめていたやつの末路ww
リンクを忘れちゃったんだけど、オレをいじめていたヤツwww
ってまとめスレで読んで、
全員立派に社会人になってるwww
ってなってるのね( facebookで確認したみたい )
加害者がなにも罰を受けずにいる!
ことがスレをたてた元いじめられっこの不満なんだけど
「 まあ、そんなもんだよね 」ってレスがついて終了。
アタシも理不尽なことだと思うけど、
まあ、よくある話だよなあ・・・・・って感じるわ。
で、被害者に必要なのは「 地獄 」なんじゃないか?と
主張したいのね。
「 地獄に落ちろ 」という救い
とにかく「 地獄 」という存在を信じるにしろ、信じないにしろ
被害者はのうのうと生きる加害者を許せないわけじゃない?
でも、復讐なんてできるわけないから、憎しみや恨みを心に飼って
耐え難いストレスから解放されずに生きていくしかないのよ。
それってどうなの?
被害者は何もできないのが正しいのかしら?
家族を殺された人も、イジメを受けた人も、
ただただ苦しみを背負って下ろせないでいるのよ。
それにこんな例は、いままで数え切れないほどあったでしょうよ
そんな人々を公正に救ってくれるのが
「 地獄 」って概念
だったんじゃないかしら?
「 地獄に落ちろ 」という祈り、呪い。
信じるにしろ、信じないにしろ
「 悪い奴らは地獄に行く 」という完璧なルール
すべてを知り尽くす最高の裁判官の閻魔大王。
その後続く壮絶な地獄。 だから祈ったのよ
地獄に落ちろ
地獄に落ちろ
地獄に落ちろ
そうやって恨みや憎しみを昇華させるしかないの。
心に重くのしかかる恨みや憎しみは「 地獄 」にまかせて
自分の人生を歩みだすことが大切なのよ。
そこに「 地獄 」の価値があるの。
「 地獄 」にあげてしまうのよ、あなたの憎しみを。
苦しめた相手は地獄に落ちるのだから、もう許していいのよ。
許していいのよ、もう許すの。
あんなヤツは「 地獄 」のプロフェッショナルにまかせて
もう許してしまいなさいな。
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