ハッピー!タンジェント高木だよーーーーー!
今日もゎたしの占いを聞いてくれてありがとーーー!
じゃあ皆、牛久大仏の方角向いた?
いっくよーーーーー
今日の天中殺はおうし座のアナタ!
天狗のたたりで体中に水泡ができるけど、安心して!
ラッキーアイテムがあるよ!
なんとぉー
そのぉー
アイテムはぁーーーーー
じゃじゃーーーーん!
オンナのかかとでぇーーーーっす!
女性( 素人 )のかかとを35分間舐め続ければ、天狗ウィルスも
呆れてどっかに行っちゃうってさーーー!
いろんな法律や条令に引っかかるだろうから、警察には注意してね!
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なぜ、人は占いに頼るのか
邪馬台国の昔から占いってのは存在していて、それは今も脈々と生き残っている。 この情報化の時代にだ。
新聞の占い欄はなんとなく見ちゃうし、神社に行ったらおみくじを引いちゃう。 そんなことで未来が見えちゃうことなんてないんだ、絶対にない。 それでも占いは無くならない、どうしてだろうか?
あるとき
「 占いは人を安心させる技術である 」
と思った。
それは通称占いおじさんに出会ったときだった。
元信金マンのおじさんは50代から占いを学び、街角で店?を出すかたわら自転車で旅をしている人だった。
おじさんの口からは八卦とか統計学とか四柱推命とかの言葉がでてくる、
よくわからない
そんなことを伝えても、おじさんは占いをやめることなく( 紙になんか書いていた )やがて結論をだした。
「 大丈夫、問題ない 」
といった結論だった。
いったい何がどう大丈夫で、なんのことが問題ないのか謎だ。
でも、なんとなく
「 そうですか、大丈夫ですか 」と安心しちゃったのだ。
おそらく、占いの本質とはこのようなものであろう。
おじさんに未来が読めるとはちょっと考えにくかったけど、
人を安心させる雰囲気とか喋り方とかがあった。
根拠や理論は「 専門的過ぎて説明できない 」ってことにしておいたほうがいいのだろう。
アタシはこの人間くさい占い師が大好きになったので
「 実は・・・・ 」と聞いてみたい話があったので切り出してみた。
それは占いおじさんの数年前にきた占いおじさんのことだ。
初代占いおじさん
初代占いおじさんはちょっととっつきにくい人だった。
おじさんは居酒屋の席に座っていたんだけど、となりのお客さんをしきりに占っている。 酒も入っているようだ、ずーっと占っている。
ちょいと気になるキャラクターだったので、忙しいのが終わった後、おじさんと話してみた
というか、おじさんの前に立ったとたんに占われた。
「 あー、して、そーして、こーなるんだけど・・・ 」
とぶつぶついいながら、コピー用紙にえんぴつでナニカ描いている。
難しい漢字の方陣のようなものだった、意味不明である。
おじさんのえんぴつが止まった、そしてこう言ったのだ
「 あー、うん。 やめよう。 あんたにゃわかんないし 」
・・・もやぁっ
とするセリフで一方的に始まった占いは、一方的に終わったのだ。
初代はそのとき完全に酔っ払っていて、もうお眠だったのだ。
ずーっと占われていたお客さんに話を聞くと
「 よくわからない 」って事だった。
「 よくわからないけど、霊感のようなものはあるんだろうね 」
お客さんの家族構成とかばっちり当ててきたらしい。
そんな初代うらないおじさんの話を二代目に聞いてみたら。
「 ああ、そうゆう人はいますよ、この業界 」ってことだ。
でも、アタシはホンモンの霊感でガツンと占われるよりも、二代目の胡散臭さがすきだなあ、安心できるし。
ってことでタンジェント高木のハッピー恋占いでした!
明日地獄に落ちるわよ!( キメ台詞 )
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