ひさしぶりにスカッと晴れて、ツーリングの季節が到の来しちゃったんでしょ?
ワタシ、仕事もそこそこに終わらせて午後11時。 一人のライダーと秘湯の話になって、ここらへんの秘湯について喋り捲ってたのよ。 気が付いたら0:30「 ああ!ごめんなさい! もうこんな時間! 」って子育てに悩む主婦のようなセリフを吐いてしまったの。
つまり、秘湯はしゃべりのネタとして使えるって話。
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岩間温泉
裏大雪の広大な森林の奥の奥。 おそらくナビか案内がないと到達不可能なんじゃない?って所にあるスカイブルーの温泉。
ワタシが昔いったときは入り口がわからなくてまごまごしてたのよ。 そしたら、ズザアアアアア!って音がして、振り返ると軽バンのおっちゃんが話しかけてきたのよ。
「 兄ちゃん! 温泉かい? 」
「 はい! 」
「 ついてきな! 」
この頼もしさったら忘れないわね。 そして恐ろしいスピードでダートを失踪する軽バンに必死で付いていって、
「 この先にあるから! じゃっ! 」って
おじさん山菜か鹿にいっちゃって、一人裏大雪の森林に取り残されたときは
「 あ、死ぬ 」
って思ったんだけど、もうちょっとだけすすんだら駐車場と何台かの車を発見してなんとか生き延びたのよ。
もちろん、帰りは一人。 帰巣本能全開にして帰ってきたわ。 アスファルトに頬ずりしたくなるときってあるわよ。
旭岳温泉、源泉
ネットで拾った情報で、近くの旭岳温泉の源泉に入れる湯船があるってんで行ってきたの。 山好きからしたら結構メジャーな温泉らしいし、登山道からちょっと外れるだけでいけるってんで、ライダー2名と遊びに行く感覚だったの。
登山道をちょっと登って・・パイプを目印にたどっていって・・・・
どこ?
はい、迷いました! 草をがんがんなぎ倒して、温泉らしい場所を探すんだけどマー見つからない! 蛇もニョロニョロでてくるしさー
ん、蛇?
こいつらってあったかいところ好きよね? ちょっとまって、この水は・・・・
「 あったかい! 」
うひゃー!とその温水をたどっていくとありました。 湯船は・・・・・
うん、普通にお金を払って温泉に入ったほうがキモチ良い!!
中岳温泉
北海道の温泉のなかでもっとも標高の高い場所にあるのは、上富良野の十勝岳温泉なのだけれど、どーやらそうでもないらしい。 旭岳を登山したときにかった地図には
「 北海道でも指折りの秘湯 」って書いてある温泉が、旭岳のどこかにある!
当時は登山とかあまり経験なかったけれど、まあ、なんとかなるっしょ!と
ライダー2名と突撃してきたの。
どうなったと思う? まあ、ココまでの流れで大体わかると思うけど、道に迷ったの。
「 あれ!あれ? 」って思いながらも、あさっての方向に向かっている登山道をぐんぐんすすんで、「 まじやべえ 」って感じたときに向こう側から登山の人。
「 すいません、これって中岳温泉にいけますよね?? 」
「 ぜんぜん違うよ、俺たちも行くところだから付いておいでよ 」
ってなんとか命拾いしたのよ。
んで、見落とした分岐に愚痴をなげつつ、見事な大雪原を通って付いたのが
・・・・温泉?
ってくらいのお湯だまりだったのね。 まーもちろん入りましたよ。 でも、ここはそれまでの景色がグレイトだったから、お湯はおまけね。
まとめ
つまりは、秘湯ってのは秘められている理由があるから秘湯なのよね。 おじさんや蛇や登山客に出会わなかったらたどり着けない場所にあるから秘湯なのよ。
スマホを駆使しても電波が弱い場所ばかりだから、行くならそれなりにリスクのある冒険なんじゃないかしら?
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