土曜日だってのに、地獄のようにヒマな日だったのよ
まあ、気温も低いしね!って言い訳して
撮りダメしていた「 ラッシュ・アワー 」とかをなんとなく見ていて
もう、20時になったころかしら?
ボボボボボオボボボボボ
っていかつい排気音と変なヘッドライトが見えたの。
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ロータス・カツシンさん
それはこの前に来ていただいた、ロータス乗りの勝新太郎ににているアノ人でした。
もう真っ暗なうえに、「 雨がエンジンに入るからひさしの下に入れさせて 」ってことだったので、連泊者とバックオーラーイしてたのよ。
するとハンドルは外れちゃうし、なかなかめんどくさいことになったんだけど、
「 まあ、別にヒマだし、おもしろいし、いいや 」ってこの状況を楽しんでいたのよ。
実際、ロータス・カツシンさんは面白くて謎のキャラクターしてるしね。
みんなで、なんとかロータスのリアを、ぼっろい1万ぐらいで作った自作の雨よけに入れて、
「 この屋根が落っこちたら・・・・ 夜逃げだな 」って思ったあたりから、
地元のお客さんが2組、
フランス人の旅人、
その友達の北大生、
がやってきて、居酒屋が急に忙しくなったのよ。
私は
「 こーゆーのを持ってる人って言うのかな? 」って思ったわ。
ロータス・カツシンさんは結構なロマンスグレーな年齢なんだけど、今日泊まっただれよりもエネルギッシュで、暴力的で、魅力的なのよね。
その夜はアキラさん( 中尾アキラに似ているから )と韓国人チャリダーを巻き込んで、深酒したらしいわ。
きっと、なにかの 事 の中心には、ロータス・カツシンさんのような人がいるんじゃないかしら?
ホンダの精神に宗一郎がいるように、
あんまり褒めてばっかりだと気持ちが悪いから、オウムにアサハラがいたように、なにかの 事 が起きたとき、その中心の核のような人間は善悪をぶっとばしたエネルギーの塊のような人物がいるような気がするのよね。
北大生と旅トーク
その後、1時くらいまでフランス人を連れてきた北大生としゃべったのよ。
彼は旅人ね。 旅トークが面白かったわ。
中国人の面子について、実にわかりやすく語ってくれたの。
美瑛の観光業にいる人間にとって、かなり重要な情報だったわ。
そんな土曜日。
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