なぜ?世界一周をする人はスズキをチョイスするのだろう?
パーツの手に入りやすさだろうか?
価格だろうか?
かっこいいからだろうか?
グーグル先生に聞いてみよう
広告
地球は鈴菌におかされている
グーグルマップで「 SUZUKI 」と検索してみたら・・・・
うわああああああああああああああああああああああ!!!!!!
ユーラシア大陸において、SUZUKIがない地区は
・ロシア極東部
・モンゴル、カザフスタン
・シリア
ぐらいであった。 ただ、この赤点は車のディーラーやショップも含まれていると思われる。 それでも、心強い。 言葉の通じない国をバイクで走っていて、トラブルで動かなくなったとしても、「 SUZUKI 」の看板に持ち込めばなんとかなるんじゃないだろうか? たとえ四輪の工場だったとしても「 スズキ! スズキ! 」と悲痛な顔でお願いすれば、「 そうか、スズキか 」ってなりそう。
そりゃ(世界一周に)スズキのバイクを選びますって。
ただ、ここら辺は厳しい。
シリア、イラクにSUZUKIはない。 まあ軽四輪を得意とするスズキにとって、ここら辺にニーズは無さそう。 TOYOTAなイメージ。
そして、暗黒大陸
ない、全然ない。
ユーラシア大陸の画像と比べると、ここまでスズキがないのは特殊な理由があるんじゃないか?とさえ勘ぐってしまう。
そして、インド。
インドはスズキにとって大事な地区らしい。 車を中心にすごい力の入れようだ。
インドの車販売において過半数をSUZUKIがとっているらしい。
↑ パキスタンスズキのHP
以上のことから、世界はスズキが廻しているといっていいだろう。
SUZUKIという会社
グループ全体で3兆円を越える売り上げ。
株主優待は岩塩とはちみつ、かわいい。
明治42年に織機の会社としてスタートし、わずか100年でここまで成長したSUZUKI。
会社のスタートが二輪車ということもあるのか
会社概要|スズキでは、
二輪車、四輪車、特機製品を中心に、人びとの暮らしとともに歩んでいるスズキです
と、二輪車を一番にあげている。 売り上げではもう、バイクは車の10分の1足らずなのだけれど。
※http://www.suzuki.co.jp/corporate/outline/pdf/outline.pdfの8ページ、事業の種類別・地域別売上高より。
鈴木修という人
売り上げ3兆円の会社のトップにして「 オサムちゃん 」と呼んでしまいそうな、
そんなご尊顔をしてらっしゃる。
苦難のインド~100万台達成に思う (鈴木修氏の経営者ブログ) :日本経済新聞より
GMとの提携と撤退、インド市場の成功はこの人なしでは話にならなかっただろう。
実は82年に国民車構想を掲げるインドの調査団が日本に来た時、僕はGM(当時提携していた米ゼネラルモーターズ)に呼び出されていて、調査団に会えそうになかったんだ。でも、ちょっと朝早く家を出て、帝国ホテルに泊まっている調査団を訪ねたんです。ホテルで黒板を借りて、出国ぎりぎりまで話をした。それで帰国したら、一行が待っていた。「ミスタースズキの興味深い話を聞いたから」と言って。あの時、帝国ホテルに行かなかったら、インド進出はなかった。
GM(ゼネラル・モーターズ)は大きな鯨です。一方、スズキは、メダカよりも小さな蚊のような存在です。メダカなら鯨に飲まれてしまうかもしれませんが、小さな蚊なら、いざというときには空高く舞い上がり、飛んでいくことができます。
【覚書き|GMと資本・業務提携したときに記者からスズキがGMに飲まれてしまうのではと質問されて】
スズキはもともと小さな会社ですから、巨大なライバルと対等に戦えるわけはありませんが、これだけは絶対よそに負けない、特長のある会社にしたいと私は常々思っていました。のちにリスク承知でインド市場に飛び込んでいったのも、他の大手が手を伸ばさないインドなら、一番が取れるだろうと考えたからです。
発展途上国への進出はメリットがなく、オールデメリット。アメリカのおかげで日本は戦後の焼け跡から立ち上がることができた。発展途上国へモノづくりを伝えるのは、その恩返しなんです。【覚書き|早くから発展途上国に工場を展開した理由を聞かれた時のコメント】
まとめ
小さく、弱いがゆえに、誰も見向きもしないことをやる。 正攻法では勝てないから、頭を使って工夫する。 そんなことを続けていたら、売り上げ3兆円の企業になった。 そんな中小企業は地球上他にないだろう。
弱い人、貧乏な人が最初に選ぶのはGMだろうか?TOYOTAだろうか?いや、圧倒的にSUZUKIだ。 だから地球上で「 SUZUKI 」の遺伝子は広がり続ける。
そう、まるでウィルスのように。
広告