モトハチ(元蜂の宿管理人のブログ)

閉鎖したライダーハウスの元管理人のブログです

キミよ何度死にかける

死が近いときほど、命は輝き燃え上がるものだ。

自慢じゃないけど、何度か死にかけたことが有る。

最初はカヤック美瑛川を単独で下ったはじめての川下りで、堰堤に吸い込まれてしまった。すごい勢いで、自然と排出された。

 

パラグライダーでも、気に引っかかったことがある。少し間違ったら、高速道路の上に落下したはずだ。

 

山で道に迷って、ヒグマに出会ったのもヤバかった。いくら臆病な性格だと分かっていても、あの迫力はとんでもない。

 

こんな自分が自営業をしているのも、正直やばい。金への執着が薄すぎる。ただ、郵便局時代に焼いてしまったプライドが、貧乏を受け入れてしまっている。

貧乏に強いのは、悪いこともある。自分にホームレスの素質があるのを、ちょっとづつ自覚してきた。向上心は忘れないようにしたい。

 

いま、こうして死にかけたことを思い出すと、自分の細胞が朝露をすった高山植物のように花開き、頭がスッキリと覚醒し、心臓がビートを激しく叩くのがわかる。

 

常に心に死を、それが生きるということだ。