私は食べることが好き、食べ物を作ることも好きです。
日曜日、アマゾンプライムの無料映画を2本みました。
1本が「CHEF」という料理人物。
主人公が批評家にブチ切れるシーンがあるのですが、それが見ていてスカッとしました。子役も天使のように可愛くて、日曜日に見るのに最高です。
力を付けて、力を抜く
映画を見て、ああ、やっぱりプロってそうゆうことだよねとおもうことがありました。
それは、力を付けてから、力を抜くってことです。
本編とは関係ないエンドロールで、料理人が役者(件監督)にサンドウィッチの作り方をレクチャーしているパートがあるのです。そこで「とにかく見る、そして集中する。サンドウィッチしかこの世にないってぐらいに」と料理人は言います。
集中して料理を作るときの、あのキューンという感覚。集中し過ぎで吐き気すら催す、あの感覚です。あれって、やっぱり、みんな持ってるんだなと思いました。
もちろん、サンドウィッチをつくるときのチェックポイントって文字にするとかなりの量になると思います。それをすべて表現するのは不可能で、しいて、一言だけ、アドバイスできるなら・・・と上の表現になったのでしょう。
つまり、力を付けなければいけない。体に蓄積した情報量が少ないのなら、教えられることは何もないのです。そして、力を付けたのなら、まず意識するべきは力を抜くってことです。
まずは力をつけること。そしてそれを抜くこと。
文章でも、やはり実力がない時は、時間でカバーするしかありません。やがて、実力がついてきて、そして、それを抜く。
いきなり抜いてもだめです。下地となる情報量や経験がなければ、それは駄文にすぎません。椎名誠ってそこらへんすごかったよねと思いました。
よい文章を書く人ほど、てきとうで、意味のなさそうなことを書きます。それでいて、メッセージが伝わってくるのです。
そうなりたいな、それが目指すところだな。
月曜日になって、仕事がやってきました。つい、頑張ってしまいそうですが、リラックス。
もう1本見た
もう1本は何度も見た「ウルフオブウォールストリート」です。DVDも持っているのですが、なんとなく流してしまいました。
汚い人間の詰め合わせのような映画ですが、実に面白いです。