ライダーハウス蜂の宿

閉鎖しました 

ユニクロ潜入一年を読んだ

ルポタージュが好きになりました。

今日読んだのは「ユニクロ潜入一年」横田増生著です。

この筆者は「ユニクロ帝国 光と影」というルポを書いて、ユニクロから出禁を食らっている人物です。体を張った潜入取材、社会的に意義のあるものだと思いました。

そして、ばれない様に偽名を使ってまで、アルバイトで潜り込む熱意。つい、本名を書いてヒヤッとするスリル。報われないサービス残業。そしてバレた当日の出勤模様。すべて面白かったです。

 

巨大すぎる企業ほど、末端の断末魔が無視されるのは仕方ないかもしれません。私が働いていた郵便局でも、かなり悲惨なことが起こっていました。が、やはり長い歴史と組合があるので、それに守られていた感覚があります。

ユニクロは柳井会長が起こした会社で、株式は45%ほど一族で占めています。猛烈な数字へのこだわりがあり、レジの時間は90秒とか決められているのだとか。さらに、11月の創業祭は大変な力の入れようで、従業員の体力をすべて使い果たすのだとか。

都内の巨大店舗に潜入したときなどは「サービス残業が当たり前」というムードになっているらしいです。せっかく時給1500円とかもらっても、2時間サービス残業すれば3000円のマイナスです。そんな環境なので、バイトは集まりにくく、辞めたくても「社会人の責任」として辞めさせてくれないこともあるということ。大学生は卒業するまで働くのが当然という店長もいるらしいです。

・・・これからは、服はネットで買う時代かもしれません。安くて高品質には、理由があるんですね。