ライダーハウス蜂の宿

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あふれろ、あふれてしまえ

週に一度実家に帰っている。気分は重い。ここには過去の自分の未熟さ、失敗、カッコ悪さが横たわっているからだ。

そんなものをぶん殴ってやりたいと思う。暗闇に向かって拳を振り回すように、とげとげしい空気をまとわずにはいられない。

怒りだ。猛烈に怒っている。ふりまわした拳がどこかに当たればいいと思う。その代わり命を失っても構わない。

 

実家ではそんな精神状態なので、うまく仕事ができない。なので読書しまくっている。恩田陸の「蜂蜜と遠雷」を読んでいる、夢枕獏の「陰陽師」を読んでいる。とても面白い。

自分の精神を「ここではないどこか」に飛ばすには読書が一番だ。次がスプラトゥーンスプラトゥーンには2年ほどハマっていた、ネット対戦が有料になったので脱中毒することができた。もうやらないぞ。今は読書だ。

読書は集中力が必要で、かつ駄作を呼んでいるときの苦痛はやってられない。例えば三浦綾子のような巨匠にだって没頭できない作品はある。村上春樹にハマれない人もいる。村上龍を読む時には苦痛を乗り越える精神力が必要だ。

実家にいたころは「ここではないどこかに行きたい」という欲望でそれを乗り越えた。アジアンジャパニーズを読んでいた、中島らもに傾倒していた、島田荘司会心の一撃をむさぼっていた。

どこまでもヌルイ自分に怒っている。読書しながら怒っている。この怒りがあふれた時、何かの行動をするのだろう。

「創造とは過剰から生まれる」と村上龍はいった。あふれろ、あふれてしまえ。自分のキャパシティなんて気にするな。あふれろ。