ライダーハウス蜂の宿

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それにつけても自分は無力

仕事がはかどらない。

案件はあるのでやるべきことはあるのだが、頭のギアはさび付いて動かないのだ。

仕方ないので読書した。村上龍の「ストレンジ・デイズ」を読む。8割ほど読むと苦痛がやってきて辛かった。ただ、それを超えると独特の開放感を感じる小説だった。

なにか新しくて創造的なものを作る人は、それ以外を捨てるんだという話だった。ライダーハウスをやるならライダーハウス以外のことを捨てる。音楽なら音楽以外を捨てる。小説なら小説以外のことはやらない。友達も趣味も捨てる。当然孤独になる。だが、そんな人物が作るものが本物だ。

主人公はすべてを捨てることをためらう。本物の才能に出会って、それを開花させることに集中するのだけれど、やはりそれまで積み重ねてきたものをすべて捨てることができない。

俺はなんて無力なんだ

俺はなんて無力なんだ

俺はなんて無力なんだ

と自分の無力を呪うのだけど、最後に無力であることを受け入れて話は終わる。

 

主人公と同じくらいの年齢なので、とてもしみいる話だった。ライダーハウスと居酒屋なんてやってるけど、そんなものは砂上の楼閣だ。ちょっとした大きな波一つできれいに吹き飛ぶだろう。

「文章だったらいくらでも書ける!」と思って飛び込んだライティングもさび付いてきた。悲しいほど無力だった。

 

そんな無力な私にも雑用がある。今日はなくなった父の高額医療の申請をしてきた。市役所に行って保険課に行き、それから税務課に行く。10枚くらいの書類に名前を書いたりハンコをついたりしていた。

これらの作業のコツは深く考えないことだ。なるべくわかりにくい言葉で書いてあるけど、落ち着けば理解できる情報と言うことを忘れてはいけない。わからなければ聞けばいい。そしてなるべく一気に片を付けることが重要だ。

自宅と市役所を2度ほど往復してやるべきことは終わった。終わったらうんざりしてきた。どうして税金関係の書類を作るとうんざりして死にたくなるのだろう?こんな死にたくなるような仕事をしている市役所で働く人はエライと思った。

 

自分の無力を確認しただけの日だった。今日覚えたことは「日本では75歳を過ぎると後期高齢者というカテゴリーに入れられる」ということだ。それまでの国民健康保険とかから追い出されて「お前はもう後期!」と言われるのだ。ウバステ山かよ。ただ、メリットが大きくて高額医療の請求もラクになる。

 

それになるまでは各市町村の自治体が頑張って医療費の計算をするのだ。雨だったでヒマそうだからよかったけれど、大変な仕事だなあ・・・昨日こんな記事を書いたけど、これこそデジタル化できれば人件費削減で仕事無くなるだろう。

 

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 つまり病院でかかった費用をデジタル保管しておく。それは自治体と共用のサーバーにコピーされて、利用者の個人番号といっしょに保管する。利用者と自治体は欲しいときにサーバーにアクセスして必要な情報を抜き出す。

税金や高額医療費の計算は無くなる。同時にそれを仕事にしていた人は職にあふれる。が、世の中には仕事がいっぱいあるから大丈夫だ。それにこんなうんざりするような死にたくなる仕事は無くすべきだ。

 

家に帰って、なんとなく不調の自己分析をしてみた。すると簡単に答えが見つかった。ここではいまだに私は子供であり、そして自分の場所が無い。自分で自分のルールをきめられない、自分の時間の使い方を制限されてしまう。(モチロンそんなことはしてないが)おちんちんをモロだしにしてパンクロックを爆音で流したりできない。そんな状態で仕事に取り組む?死にたくなるのがオチだ。

 

世の中には楽しくて、カタルシスがある仕事がいっぱいある。ライティングはその一つで、クライアントとのコミュニケーションが楽しい。それをないがしろにしているのは、自分が抱え込まなくてもいいものを抱えて、それを捨てられないからだ。捨てろ捨てろ、無力から始めればいい。