ライダーハウス蜂の宿

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やり続けることが大事

東京でカメラマンとしてがんばってるアンコマン(あだな)がやってきた。

 

 「バリバリやってんじゃないの?」と聞くと「もうつらいっす、やめたい・・」と弱音。カメラマンと言ってもフリーの立場は大変らしく、体を酷使しまくる毎日だとか。

「マージャンやりにきました」って、下北沢あたりの雀荘に行きなさいよ!と思ったが、まあ、そうゆうことではないんでしょう。ライダーハウスのような反社会的で、不道徳で、汚い場所だから来る価値がある。特に社会的で、道徳があり、キレイに掃除されている場所に住んでいるならなおさら。

 

「2年前に学生だった時に来ました」

あーどうも。と生乾きの返事。さすがに覚えていないなあ…「あの時マスター忙しかったから。でも後ろの土掘り返して粘度作ってご神体を七輪で焼きました」

ああ!あのときの!確か教員になったとか。「無事北海道に移住できました」っておめでとう!

裏の土を掘ってゲージュツバトル! - ライダーハウス蜂の宿

それから居酒屋回していたらお客さんが。でかいザックを背負った15歳。鉄道に関してすごい知識の持ち主でした。

 

アンコマンも麻雀できたようだし、良い夜だった。

思うに、今の蜂の宿利用者は40%ぐらいがリピーターだ。リピーターだから接客の必要がほとんどなくて、ラク。リピーターはトラブルメーカーを連れてこないし、酒を飲んで暴れることもない。

 

リピーターは1年では作れない。2年でも難しい。3年目あたりから「今年もよろしく」というあいさつをするようになってきて、4年目には「あれ、今年はこないの?」というセリフが飛び交うようになる。

 

長く続けること、やり続けることが大切なのだ。それはフリーのカメラマンでもライダーハウスでも同じこと。最初は金なんてもうからない、信用もない、そもそも自分のことを知っている人が少ない。

 

会社に入ればそうじゃない。営業先の担当者と対等に話せる。肩書があるからだ。自営業にはそんなもの無い。自分の話を聞いてくれる人を必死に探す。その中からいつか仕事になる話をくれる人がいると信じる。アホみたいに時間がかかる。

 

ただ、自営業のいいところは、つちかった信用が自分と直結していることだ。会社にいるときの信用は巨大だけど、辞めてしまったらゼロになる。自営業は辞めるということがない。全てが嫌になって逃げだしたとしても、やる気になったらまた顧客に会いに行けばいい。

 

「今の商売は果樹園を作るようなもので、利益を得るのに5年以上かかる」と金儲けの神様邱永漢さんは言った。金儲けの神様でさえそうなのだ。とにかくやり続けることが大事。