ライダーハウス蜂の宿

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人からやってもらって嬉しいことをやらなくてはいけない

朝、ライダーハウスの一角に焼酎などのペットボトルが放置してあった。「あ、あの人か」と思い当たる。確かに先日、ここで一人で飲んでいた人がいた。

 

確か大阪出身で、建設系で長いこと働いた後、飲食系で3年。今は飲食の派遣で北海道に来る案件があったからそれに乗ってきて、でも仕事がドタキャンになって案件待ちの状態ということだった。

 

年齢は30歳ぐらい。風貌はつなぎにがっしりした体格。飲食というよりは建設系。しゃべるのは苦手っぽい。「そんな仕事あてにできないっしょ?大阪帰ったら?」と聞くと苦笑いしてた。

 

「帰る家あるの?」とはさすがに失礼かと思い聞けなかった。車で来てるけど、カーホームレスのにおいがする。それはそれでいいのだけれど、旅を逃げ場にしてはいけない。それは30を超えた男のやることではない。

 

○○系という言葉も引っかかった。なにか濁している、かくして誤魔化している。ホームレスなのは別にいいけど、なにかを隠したまま他人に信用をしてもらえると思うなよ。

 

で、今朝の惨状で「こりゃダメだ」と思った。酒を飲むのはいい。でも、片付けができないほど飲んではいけない。酒に失礼だ。起きてきた彼に「怒ってないから、出発してくれ」と言った。

 

彼は「もう1度だけ、チャンスをください」と言った。もちろんダメだ。「申し訳ないけど、誰かの反省や成長を期待するところではない」という。それは学校のやることであり、ライダーハウスでは一発勝負なのだ。

 

目ヂカラを込める、が、睨み返してこない。目線は泳ぎ、こちらを見ない。どうしてかかってこないのだ。なぜ本音をぶつけてこない。

 

昼前に彼は出て行った。とてもイヤな気分だった。

 

それからライティングの仕事をやる。が、身に入らない。ああ、くそ!と散歩をすると注文していたタイヤが届いていた。

 

扁平率がちょっと変わったホイールで、カー用品店で買うと1本16000円ぐらいする。ネットだと8000円だった。割高のはめ込み代を払ってもこっちのほうが安かったのだ。

 

タイヤはめはめしてくるねーとライダーハウスを出る。旭川のカー洋品店にいくと「2時間待ちです」ということだったので、ちょうどいい、あそこにいこう。

 

三浦綾子文学記念館に行ってきた

 

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行きそうで行ってなかったここへ。500円払って入場します。

 

三浦綾子の生い立ちというか人生は壮絶で、長い病と敗戦の落胆の暗い時期。そして夫との出会いと氷点の発表からの作家生活。そこから生まれる言葉はやさしく愛があり、かつ厳しく冷たい。

 

「人からしてもらって嬉しいと思うことをやりなさい」などクリスチャンらしい言葉が突き刺さった。

 

今朝、自分があの人だったらどうしてほしかっただろうか?やさしく許してほしかっただろうか?「じゃあ、つぎから気をつけてください」って言葉がほしかっただろうか?

 

否、断じて否である。

 

厳しく、冷たい言葉がほしかっただろう。冬の朝の薄氷の張ったような冷たい言葉だ。それを顔面にぶっかけてほしかったとおもう。

 

そうしてこそ、失敗をエネルギーに変換できるからだ。反省なんて一瞬で消える。脳に刻み込めるのは悔しさだ、痛さだ。

 

よかった、今朝はアレでよかった。さすが三浦綾子だ。何冊か買って帰ろうとおもったら、タイトルで面白いのがあった。

毒麦の季というタイトルに惚れてしまった。なぜなら、今日からライスセンターの戦士達が帰ってこないのだ。

 

 がんばれー