ライダーハウス蜂の宿

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敵はカテゴライズにあり

自分の好きなものが好きな人が好き。そうじゃない人がキライ。

人間には生まれもっての倫理観があります。赤ちゃんでも暴力的なものはキライ、誰かを苦しめたりするのもダメ。それは実験で実証されていて、人は「自分がされたら嫌なことはしない」というプログラムで動いています。つまり共感する能力です。

例えば映画を見るときは感情移入します。物語の主人公に自分を重ねて、苦しみやカタルシスを共有するのは人間に標準で備わっている能力です。

では殺人者はどうなのでしょうか?自分がされてイヤなことをしているし、彼らには共感する能力が欠如しているのでしょうか?

実はそんなことはありません。サイコパスと言われる人でも共感する能力を持っているのです。ただ、それをOFFにするスイッチをもっているだけです。

 

誰でも誰かに気持ちを寄せることができるそれは間違いありません

 

「じゃあ、ひどいことをするヤツはなんなの?」我々はエゴイストに傷つけられることもしばしばあります。彼らは脳に欠損があるわけではありません。

誰かが誰かを攻撃するとき。その時は人間のもう一つの顔である「社会性」がでてきます。

生まれもって倫理観をそなえている我々は、その倫理を自分の所属する社会の維持に使います。

例えば自分が好きなものを好きな人に出会ったとき。その人のことが好きになるはずです。バイクが好きならバイクが好きな人が好き。それはどこにでもあてはまるでしょ?

プロ野球なんてその典型です。自分のヒイキのチームが好きな人同士が集まり応援します。シーズン中は同じリーグのチームは敵。でも日本シリーズになったら同じリーグのチームを応援して、WBCだったら日本代表を応援します。

自分のカテゴリーにいる人は味方。そうでない人は敵。

それはつまり人間関係やコミュニケーションに役立ちます。

 

付き合いたい人には共通項を探す

私は保険の営業で毎日知らない人の家に上がり込んでいました。まったく知らないその人と仲良くならなければいけませんでした。なぜならそうしないと保険が売れないからです。

生命保険はいろんな会社が参入している業界です。「どこの商品よりもウチのが優れていますよ」とお客さんに言うのが我々営業マンの仕事です。でも大した違いはありません。

生命保険を売るためには商品の良さなんて意味ありません。最後にポンっと出すだけです。そこに至るまでにやることはとにかく仲良くなること。人生経験豊富なご婦人が主にターゲットです。

さあ、どうやって仲良くなるのでしょうか?

そこで出てくるのが共通項です。私の場合「旅行」などのキーワードが有効でした。旅行が嫌いなご婦人はあまりいません、というか茶の間に写真が飾ってあることが多いです。

そこでインドでお腹を壊した話などネタを離します。30分も話せば心が開いてくるのが分かります。共通項は心を開くカギなのです。

 

苦手な人に心を痛めているのなら

この手法は苦手な人にも使えます。どうしても好きになれない人がいて、顔を合わせるのも嫌ならば共通項をさがしましょう。

趣味、好きな食べ物、好きな遊び、好きな車、好きなバイク、好きなテレビ番組、よく見るネットのサイト、ケータイの機種、子供の時に好きだった遊び、学生の時に得意だった教科。

同じ日本語をしゃべり、同じ地区に住み、同じ目標があったりします。嫌いな人と自分の違いは巨人と阪神ぐらいの違いではないでしょうか?

「あの人はおかしい!理解できない!」

という気持ちは仕方ありません。すべてが同じ人間なんていないし、攻撃する人を好きになれるはずがありません。

でも恨むのに疲れたのなら、ひとつその人と共通するものを見つけることです。それは前進であり生産性のあることです。

 

人間は成長している

人間は20世紀にはいってから脳を活発に使うようになりました。それによって争いや戦争は格段に少なくなりました。

殺人事件も減少傾向にあります。それは「感情をコントロールできるようになったから」。つまり成長した脳が感情的な行動をセーブできるようになったからです。

だから嫌いな人のこと、誰が敵で誰を恨むか悩むぐらいなら脳を鍛えるべきなんです。喧嘩をしたがるのは低能のすることで、生産性のない行為といえます。頭を使いましょう、敵はカテゴライズにありです。

※自分の体験以外はモーガンフリーマン 時空を超えて「悪は根絶できるのか?」を参考にしました。

モーガン・フリーマン 時空を超えて - NHK