ライダーハウス蜂の宿

閉鎖しました 

「憂鬱でなければ仕事じゃない」を読んだ

見城徹とアベマの藤田社長の本を読みました。

それがエネルギーの塊のような本でした。

 見城徹という人は幻冬舎を立ち上げた人、abemaTVのフジタ社長は男色ディーノに唇を狙われている人というイメージでした。

ゲイバーエージェントへ!男色ディーノ、藤田晋社長の唇も株式も奪う 路上プロレス会見で大乱闘 (AbemaTIMES) - Yahoo!ニュース

そんな二人の本を手に取ったのはタイトルにひかれたからです。「憂鬱じゃなければ、仕事じゃない」・・・確かにそれは仕事の一面を表している言葉です。

 

仕事は憂鬱なものである

私のやってきた仕事の中で、最も憂鬱だったのが郵便局の保険営業。そうでないのがライダーハウスと居酒屋です。「じゃあ、ライダーハウスと居酒屋は仕事じゃないのか!」というのはちょっと違います。

楽しい仕事があっていいと思います。全然憂鬱じゃなくて、ニコニコしながらできる仕事。そんな仕事に出会えたことは実に幸せなことです。

楽しい仕事はあまり稼げません。もっと稼げるように突き詰めることができるんですが、それをやるのは憂鬱なんです。だからやってません。「これでいいや」って思っているからです。

仕事というのは本質的に憂鬱なのではないでしょうか。ライダーハウスと居酒屋だったらもっと顧客満足度を上げて単価を上げることを考えるべき。でもやらないのは憂鬱だからです。

郵便局を辞めた後、居酒屋のチラシを作って近所に配ったことがありました。憂鬱な仕事でしたが「ああ、仕事しているなあ」と実感が沸いてきたことがあります。仕事をして金を稼ぐというのは基本的に憂鬱なんです。

 

憂鬱を吹き飛ばすにはエネルギーが必要

見城徹という人はエネルギーの塊のような人です。石原慎太郎と仕事がしたいから「本人の目の前で著書を暗唱した」という伝説を持っています。1日3~4時間寝ればいいらしくて、毎日ジムに通って130kgのベンチプレスができる。2人で行けば会計10万を超える料亭に通う。幻冬舎を立ち上げたときの貯金がほぼ0。

いっしょに仕事がしたい作家がいれば、その作家が何かを発表するたびに読み込んで感想を送る。便箋にして何枚も手紙を書いたからなのか、又は文才かもしれませんが、この本の見城徹は面白いです。

これほど熱量のある文章を、60過ぎた人間が生み出せることに驚きました。ガツンとした見城徹の文章にレスポンスするように藤田社長の文章が続きます。

よくある会話をまとめたような本ではなく、一つの共同作品でした。

「こうだ!」「こうでしょ!」「じゃあこうだ!」「それならこうでしょ!」

とシンクロする2人の社長の仕事論が展開されます。

 

エネルギーを補充したい人におすすめ

いわゆる社長の描いた本って「俺はこんなすごいことをやった!だから成功した」と自慢に始まり自慢に終わるものです。それは誰だって出来ることではないので、読み手の気持ちはどんどん冷めていきます。

この本にはそれがありません。見城徹がエネルギッシュだからです。 常人ならざる力と視点で突き進んだ人間の言葉はエネルギッシュで、文章の面でも読んだことのないような面白さ。

力を補充できる本

この本をまとめるなら

圧倒的な努力と、憂鬱な仕事をぶっとばすエネルギー。誰もが見城徹にはなれないけど、影響を受けることはできる。殴るような言葉で「体張ってるか?」と見城徹が言う、鋭い眼で見つめてくる、奮い立たなければ男じゃないと思う。

そして数ページ読めば自分にもエネルギーが沸いている、そう感じられる一冊でした。

 

広告