次やるべきライターの仕事が見当たりません。
「これは!」と思ったものに手をあげるのですが不合格。
「いったいどんな人が合格してるの?」と他の人のプロフィールを見ていたら
「TOEIC900点」
とか
「紙媒体で5年の経験あり」
などです。そりゃクライアントも私なんかよりこの人たちを選ぶでしょう。
ですが、自分の専門性を磨きたいので、ここはひとつ「無料でいいから書かせてください!」と行くべきか迷ってます。
そんなことを考えていたら「モーガンフリーマン時空のかなたに」で「運」についてやっていました。
統計学的に運というのは存在しなくて、それは偏りに過ぎないということです。
丁度ライターの仕事で運の流れについて書いたことがあったので、面白かったです。
いわく「人間は曲線的な確率変化を考えるのが苦手である」ということでした。
そのことがよくわかるのが、誕生日のパラドックスです。
この答、23人です。
つまり22人いる教室をイメージしてください。ガラッと教室に入る、その中に自分と同じ誕生日の人間がいる可能性は50%です。
体感的にどうしてもなっとくできませんが、どうやらそれは間違いないのです。
「運が存在しないのなら、我々ができることは限られています」
と統計学の教授は言います。
「それは母数を増やすことです」
つまり運を気にするよりもチャレンジの数を増やすことを考えたほうが建設的なのです。
仕事で選ばれるにはもちろん運だけではありません。経験や技術が大切です。でもきっと「ご縁」と呼ばれる運も多少は必要だと思います。
運は自分で何とかすることができないものです。運に対してできることは、チャレンジの数を増やすだけ。より沢山サイコロを振ることです。
運に対して人間ができることはありません。それよりも芸を覚えたり、技術を磨いたりすることのほうがなんとかできます。出来ることをやりましょう。できないことはできないのです。
一見奇跡のような確立に思えても、それは統計学的に見たら起こりうるものだったりするのです。365日ある誕生日がかぶる確率がそんなに高いなんてだれも思いません。だから、とにかくチャレンジをし続けることが大切だと思いました。
ひょっとしたら奇跡的に仕事がぽっかり空いている所に営業できるかもしれません。たまたまほしい人材が、私のような人間であることも起こりえます。運や確率は常識とはかけ離れたところにあります。
自分で限界を決めないことにしましょう。運のいい人ってきっと活動的で楽観主義者だと思います。
今週のお題「ゲン担ぎ」
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