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裁判傍聴:元暴力団員の潜水士

ライダーハウス蜂の宿管理人のノザワです
今回は裁判傍聴の記事になります。
我々の社会は法で守られていて、それを破ると裁かれるようになってます。
間違いがないように慎重に、そして不正がないように公開で裁判は行われるのです。
傍聴に行くことは「裁判が正しく行われている」ということを確認すると同時に、裁判で不正が行われることを予防する効果があります。
金や暴力を持つ人が不正をごまかさないようにするにも、傍聴に行くことは意義があると言えるでしょう。
 
※※※
 
今回は電話で「刑事裁判の傍聴をしたいのですが」と聞いてから行くことにしました。
旭川地方裁判所では毎日裁判が行われているわけではありません、空振りを避けるためにもあらかじめ電話で聞いてから行くことにしました。
その週の予定を聞いたら「金曜日にあります」と言うことだったので行ってきたのです。
 
と書いてある法廷に入るとパーマをちょんまげにした男性がいました。
がっしりとした体格がスウェットの上からわかります。
年齢は38歳、職業は潜水士ということでした。
知床のクツガタ港で職務質問をされて、尿からフェリミナル・アミノ・プロパンが検出されて捕まりました。
ここで被告の経歴がわかってきます。
被告は元暴力団員でシャブはその組織から買っていたらしいです。
 
高校を中退し18歳からシャブの味を覚え、25歳の時に逮捕。
「捕まる前は1日何回もやってました」ということです。
逮捕されたときに暴力団から足を洗いました。
8年前に出所し(5年入っていた計算です)潜水士として働きます。
被告は潜水士の仕事に誇りを持っていて「水難事故を防ぐ責任のある仕事」と言っています。
現在は小樽で金属探知機を使い爆弾を発見する仕事にかかわっているようですが、シャブでつかまったのは知床でした。
知床の寮でケンカをし、窓ガラスを割ったらしいです。
それからクツガタ港でシャブを使っていたところ、警察に事情聴取を受けました。
その時「ケータイを海に落としちゃったんです」と被告は言います。
 
被告に言い分では使ったシャブは前回買ったものが家に残っていたのを発見したというもの。
「つまりはガサ漏れということになります」と検事。
「妹の家にあったので」と被告。
「それにケータイは落としたんじゃなく、海に投げたんでしょ?」と検事。
「いや、岸壁でジュース飲んでたら」と被告。
(絶対売人と切れてないよ)と傍聴人。
そんな小競り合いがありました。
 
「これから札幌のダルクにできるだけ通うから大丈夫」と被告は今後のプランを言いました。
「なるべくって、無理でしょ?」と突っ込まれると
「わかりました、月一で通います」と宣言します。
子供のようなもろバレのウソです。
そんな茶番が今日も法廷では行われています。
 
で「潜水士」について気になったので調べてみました。
立派な国家資格ですが実技試験なしで8割合格します。
仕事は危険と隣り合わせと聞いていましたが、まさか機雷駆除までやるとは驚きました。
ガテン系ブラックともいえますが、男の仕事ともいえるでしょう。
被告もとっとと更生して潜水士として頑張ってほしいと思いました。