その昔「 女神転生 」というゲームをやった。
現在もシリーズが続いている大ヒットゲームなんだけど、
現在のゲームとファミコンとは比べ物にならない「 ナニカ 」
があった。
「 ドットって良かったよね~ 」と懐古厨になる気はないが、
可能な限りデータを節約したシンプルなキャラクターは
子供の想像力と共鳴して、より深くストーリーにもぐりこむのだった。
その「 女神転生 」なのだけど
すっごい怖かったところを今でもはっきり覚えている。
「 ブレイン・ダイバー 」というキャラだ。
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脳に入るやつ
その名の通り頭の中に入っていくことが出来るって
設定のキャラクターで、主人公であるアタシは
ブレイン・ダイバーを探して、他人の脳に入り、
重要なキーアイテムを持ってこなくてはいけない。
ってことなのよ。
いやあ、怖かったな。 だって脳よ?脳。
暗闇が怖いのは、見えないので想像力が働くからじゃない?
脳だって目に見えないし、何やってるかわからないし、
結構こわいよね~。
子供だったアタシは「 ブレイン・ダイバー 」がアタシの脳
にも入ってくるんじゃないか?って怖かった。
だってわかんないじゃん、脳の中って。
ゲームから感染するんじゃないかって思ったのよ。
ひょっとしたらアタシにもブレイン・ダイバーの素質があって
ゲームによってなにか開いちゃいけないものが開くんじゃないか?
だって、原始時代は言葉じゃなくてテレパシーで会話してた
ってどっかで聞いたことあるし!
って思い出を思い出してたら
ブレイン・ダイバー主人公のトラブルバスターもの
って面白いんじゃないか?
って思ったの。
でも、実際脳みそをハッキングするって
難しいわよね。
言葉じゃデータ量が足りないし、
人体にUSBスロットが装備されてなんとかかなあ?
それじゃ完全にSF( ブレインダイバーで十分SFなのだが )だし
やはり言霊とか霊的なナニカをつかって
他人の脳にハッキングするってのがアツい展開よね。
触媒に完全霊体質のキャラクターがいて、
交渉術でブレイン・ダイブする主人公。
理性の壁を越えると、狂気の楽園だった!
って話を考えてたら今日の仕事終わり。
話を創造するって、結構なブレイン・ダイブよね。
おしまいに、今日作ったなにか。
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