夏の三ヶ月は木で作ったテントのようなところで寝てるワタシ。
当然睡眠は浅くなって、日中眠くなるのよね。
「 寝ちゃダメだ、働かなくては 」と自分を戒めてみるんだけど、
だいたい睡魔には負けちゃうのよ。
今日なんて一時間くらい寝てたかしら? ぼーっとするアタマを起こして、
動かない気持ちと頭の再起動を待つ間に、近くにあったナショジに睡眠のコラムがあったので、それを読む。 おもしろい。
広告
正しい睡眠時間なんて誰にもわからない
一般的に十代の若者には一日九時間の睡眠が最適と呼ばれているわ。
試験やテストの結果と平均睡眠時間には密接な関係があるっていうのよ。
まあ、わからなくはないわね。 アタマが睡眠不足でボーっとしてたら勉強どころじゃないものね。
それに比べて老人の睡眠欲は薄い。 早く寝て、早く起きる。
これについても、実体験のある人は多いんじゃない?
ライダーハウスなんて顕著よ、顕著。
だいたい5,6時に年配ライダーが起き出す
他の年配の方としゃべる、バイクのアイドリングをする
それが7時前だったら注意するけど、朝は高齢者のゴールデンタイムだから
めったにしないわね。
それにくらべて、若者は夜元気よね。
ココ最近は12時を越えたら眠るようにお願いしてるけど、注意しなかったら3時まで宴会なんて珍しくないものね。
そのかわり10時まで眠ってるのが若者の特権よ。
つまり、若者の睡眠は
夜遅く、朝遅い。 睡眠は深い。
それに対して、高齢の人は
夜早く、朝早い。 睡眠は浅い。
両者の安眠を確立させつつ、なるべくなにもしないってのがライダーハウス管理のポイントね。
だっていろんな人がいるもの
・雨で連泊していて、元気があまってる若者
・静かにツーリングを楽しみつつ、人の賑わいを味わってる人
・仕事があと3日後に始まるから、現実を見ないで騒ぎたい人
・将来がどぶ色でまったく見通しが立たない人
・ステキな出会いを求めてる人
・働きに来ている人
すべての人たちが、同じ空間に存在して、かつ、最適な睡眠を得ることが出来るってのは不可能に近いのかもしれないけれど、だからといってなにもしないってことはないわ。
なるべく、年代別、目的別に部屋を分けて、ぶつからないように心がけたり、なんとなくその日の空気を伝えたり、求めているものが違うなら別の宿泊方法を薦めたりしてるわ。
睡眠は大事
旅行のテンションで、私たちは時に睡眠を忘れてしまうことがあると思うのよ。
それが、特にタイムリミットが決まっていて、雨で予定がずれていて、明日は久しぶりに晴れ予報ってときに、私たちはちょっと体にムリをかけることがあるんじゃないかしら?
たとえ睡眠時間が4時間でも、ムリに早起きして、時間を有効に使おう! なんてムリは1回ならいけるかもしれないけど、それが数日後に響いてくるのよ。
それでもし事故を起こしちゃったら「 安全運転上の過失 」ってことで30万以下の罰金になったり、もちろん人身事故になったらそれどころじゃないわ。
昼寝のススメ
肉体労働をしているひとなら経験あるかもしれないけど、昼食後は必ず昼ねを取るところがあるのね。
スキューバダイビングでも、1日2ダイブするときは、かならずといっていいほど昼寝をはさむのよ。
っていうか、こんな例を挙げる必要もないくらい、昼ねってのは生理的に必要なものなのよね。
だから、もし、昼ごはんをたべたあと、日当たりのいい公園のベンチや、砂浜や、東屋や、どこかの草むら。 そんな場所を見つけたのなら、どんどん昼寝を取るべきだと思うわ。 それはきっと、どんな高級ホテルのスイートよりも贅沢な「 睡眠 」なんじゃないかしら?
広告