ライダーハウス蜂の宿

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ノルウェイの森をよんだのよ

すっごい久しぶりに「 ノルウェイの森 」を読んだのよ。

たしか、前に一度読んだときは10代の終わりか20代の始まりくらいの時で、

「 ああー分かる分かる、性欲ってどうしようもないよねー 」って感想だったのよ。

でも、40前になってもう一度読んでみると、がらっと感想が変わるのね。

村上作品でも異色のこれ、

いろんな解釈があるんでしょうけど、ワタシなりの読書感想文を書いてみるのよ。

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一行で言うと

「 メンヘラ女子とつきあうのは大変 」

 

一行で言わないなら

 主人公の性欲ご都合主義に、読者は

「 親のs○○ 」

を見せ付けられるような不快感を感じると思うの。

そして、登場する女性( 直子、緑、レイコ )はみんな主人公のことが大好きで、

唯一なじってくれるのはモブの女くらい。

 

 

 

・・・・・・ラノベか!

 

 

あれか!? ハーレムものか? 「 友達の彼女がメンヘラでおれの日常がヤバイ 」みたいなタイトルで深夜アニメ化をねらうのか!? んで、シリーズ3冊くらい出して、「 あ、才能枯れました 」ってあっさりと筆を折っちゃうやつか。ええ?

 

・・・とまあ、大まかな部分は「 主人公ヤレヤレ写生ライフ 」って感じ?

でも、それ以外の部分は69年という時代のフレイバーを感じさせる、さすがの腕前よ。 つまりは、69年というのは全共闘とかいう若者がすんごいパワーのあった時代なのよね。 そんなときに、なんとなく大学に通っている大学生が、すっごい冷めた目線で、体制側にも反体制にもよらずに、日常を送るってのは、まあこんな感じなんじゃないかしら?

 そんな時代で上手くやっていく者、時代に流されちゃう者、孤独に埋没する者、生におぼれる者、いろんな価値観と生き方が生まれて、そして消えてったのよ。

 それは、きっと現代にもうっすらと残る枯れた河川のような流れであって、すくなからず影響を与えているのよね。

 なにかのコミュニティに入ってヒートアップする人や、そんなひとを見下す人や、金や快楽におぼれる人や、そんな人にだけはなりたくない人、やれと言われた仕事に人生のすべてをささげる人や、夢を追いかけて年ばかり重ねる人、そんな多様性がこの69年に生まれたんじゃない?

 

 ただ、そんな熱狂の時代に、主人公が徹底的に冷めているのは、友達のキズキが自殺したからなのよね。 17歳のときに、一緒にビリヤードをやったあと、キズキくんは自殺しちゃうんだけど、その彼女である直子と心の傷をいっしょに癒していくのよ。

 ここらへんから不倫とも、不貞ともいえる表現がつづくから、この「 ノルウェイの森 」は異端といわれるんだろうけど、作者はココで

 

17歳で死んだものは、いつまでもキレイなまま、17歳でい続ける

 

って言いたいと思うのよ。

 だって、残されたものは恋愛と性欲と69年によって汚されに汚されていくのよ。 ある意味自殺礼賛にきこえる危ない表現だけど、そのかわりに登場するのが緑というガールフレンドの父だと思うのよね。

 この緑の父こそ、生の苦しみを味わいに味わって、苦しみの中で死んでいくんだけど、人生をかけて愛した妻は先に立たれるし、作り上げた書店はあっさりと売り払われるしで、スカした登場人物の多い村上作品のなかでもトップクラスの泥水ススリ太郎なのよ。 「 お父さんの人生ってなんだったのかしら? 」って娘の緑は言うんだけど、「 キミを残した 」って主人公は言うのね。

 これは、ただの愛欲が言わしたセリフなのかしら?

 

 ワタシは、きっとこのセリフに、この物語の骨髄を感じるのよ

 

生きることとは醜いことである

 すなわち、苦しみの末に死んだ緑の父は、17歳で自殺したキズキとは対極のそんざいよね。 キズキは永遠に17歳であり続け、その美しさは誰にも侵食されずに残された人のココロにい続けるんだけど、緑の父は俗世間の欲に犯されまくって、惨めで孤独な最後を迎えるのよね。

 

 おそらく、多くの人の理想はキズキのような存在だと思うの。 

 

 でも、醜い緑の父はキズキには絶対に出来なかったことをやり遂げたのよ。

 

 それは、もちろん緑という人間を誕生させたことよね。 なぜなら、緑の父は美しくなかったかもしれないけれど、娘の緑は間違いなく美しい存在であり、緑がいなかったらきっと主人公はキズキの影にとらわれてきっと死んじゃうのよ。

 「 娘のことはあまり好きじゃない 」父親で「 見栄のためにお嬢様学校にいれる 」俗世間そのものな父親なんだけど、緑を残したことがなによりの彼の美しさなのよね。

 私たちは性欲からうまれた存在かもしれないけど、誰かを愛したり、命をつなげたりすることは、キズキには決して到達できなかった「 美 」そのものなのよ。 年齢を重ねることは、時に醜さや苦しさを上塗りするように感じるんだけど、命をつながなければ、新しい物語は生まれないのよ。

 つまり、この「 ノルウェイの森 」は人間礼賛のお話だと思うわ。

 

じゃあ、硬くなっちゃったから、さいごに2chにあったあらすじを置いておくわね

 

親友が突然自殺したお。そいつの彼女(直子)が残ったので、ノリでオマンコしておいたお。でも直子はメンヘルで施設に入ったお。
よく分からないけど、直子は大事な女性だお。とりあえず大学に入ったので、ナンパしてオマンコしまくったお。
好きでもない女とオマンコするのってむなしいお。大学で、ミドリって言うへんな女と知り合ったお。
俺には直子がいるし、ミドリにも彼氏がいるのでオマンコはしないお。
時々、直子の施設に行って手コキとかフェラしてもらってるから満足お。
そしたら、突然に直子が自殺したお。悲しいから旅に出るお。
帰ってきたら、直子の世話係の既知外ババアが俺んちに来たお。とりあえず、オマンコしたお。
そーしたら、何もかもふっきれたお。もう、必死にミドリとオマンコしにいくお。
ミドリ「落ち着けよ猿」【完】

 

http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1385401930/l50より

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