やはり気温が問題なんだろう、北海道で屋台はほとんど見ない。
スーパーの駐車場でやってるのはよく見るけれど、
ほとんど焼き鳥か、たこ焼き、たいやきなんだ、屋台の王道
ラーメンはイベントぐらいでしか見かけないなあ。 いちどでいいから、
酔っ払った帰り道、街灯のしたでポツンとたたずむ屋台によってみたい。
「 あー、寒いね、大将、らーめん一杯 」
「 へい 」
なんて会話を交わしてみたい。
だけど、そんなコテコテの屋台、見たことがない。
見かけないから、あこがれるのか? それとも、放浪?しながら
ラーメンを売るあのスタイルが好きなのだろうか?
そして、実際に開業するとなったらいくらかかるんだろう? 調べてみた。
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リアカーでも100万
軽トラを改造したのも便利でいいけれど、それだと中古でも150万はする。 さらにガソリン、車検となると、やや、コストアップだなあ。 ここはやっぱり、手で引くリアカーのほうが味わいがあると思うのよ。 フットワークは悪いけど、捕まえられやすいじゃない? それって、結構大事なんじゃないかとおもうのよ。
人間って、自分よりも強そうなものからは距離をとる習性があるのよ
たとえば、街コンに一人で行ったとして
1、ずっと友達と話している人
2、タトゥー&ピアス
3、キモオタ
のどれかに話しかけなくちゃいけない、としたら3、のキモオタでしょ?
で、時間が過ぎたら帰るでしょ?「 ああ、カネの無駄だったな 」って。
それと同じように、ラーメン屋台にも「 あ、ここはショボイな 」って、ちょっと下に見られるぐらいのほうが、安心感が出ると思うのよ。 安心感、ね。
で、その屋台を買うにしろ、やっぱり100万ぐらいは必要みたい。
「 いきなり、そんな投資はできない 」って当たり前の意見だと思うわ。
そんな人に、東京の鳳食品という会社がレンタルと研修をやってくれてるみたいね、
「 将太の鮨 」みたいな会社名が気に入ったわ。 なぜか、語り口調がオネエっぽくなったけど気にしないで、実験中なの。 ところで、こういった屋台のレンタル&修行制度って、アレよね?
ナニワ金融道でもあったよね?
あっちでは「 夜鳴きソバ 」って言うのかしら? どちらにしろ、トークができなきゃつらそう。 超 「 ツッコメや! ボケ殺しか? 」っていわれそう。 そう、私の関西人のイメージは千原兄弟なの。 「 うぁわわ、もう、マツモトさん、あきまへん、ぼくね、ラーメン食べたくて『 ウァー 』なったんですよ、でね、そこに『 キー 』てラーメン屋がとまったんです、そう、夜鳴きソバっすわぁ、『 やったぁー 』いうてね、ソバいっちょ!って暖簾くぐって入ったらですね・・・・・・・・・・・・・CM
ラーメン屋台の味
「・・・・そう、屋台ってアレやないですか?まー↑不味くなければよし!と、そんなんやないですか? そこも、まー↑アレっすわ、ふっつーのお湯に、ふっつーの醤油まぜたような味っすわ、でもラーメン食いたいときにちょうどあった屋台なんで、まあそこは妥協するでしょ? したらね・・・・・・・コイツ!『 俺でも作れるわ 』って、そこちゃうやろ!ちょうどラーメン食いたい! ハイ!ラーメン屋台きた! 入る! 『 俺でも作れるわ 』ってアホか!? お前、いっぺん『 無 』から作ってみろと! 空気中の水分とかを集めてラーメン作ってから言え! ・・・・・・・フフッ・・・まあ、そんなんすわ
とまあ、酔っ払いや不特定多数を相手にする以上、あんまり個性的な味は出せないんじゃあないの? ニオイの問題もありそうね、とんこつなんか10時間は煮込むけど、あの 「 プーン 」としたニオイって、おなかがすいてる人にはいいニオイかもしれないけど、そうじゃない人にとっては「 ただの悪臭 」よね。
でも、やっぱり商売である以上ある程度のオリジナリティは出したいわよね? 屋台の設備という限られた環境で、他と違う味をだすにはどんな方法があるのかしら? あたし昔読んだんだけど「 ラーメンというのはあっつい、しょっぱいである 」ってある人が言ってるのね、もうすごい大御所が、それ読んだときは「 ふーん 」って感じだったんだけど、あとからその理論が実に完璧ってことに気付いたの・・・あたりまえよねえ、あの大御所のことばなんだからねえ。
ほぼ日刊イトイ新聞 - 社長に学べ!「博多 一風堂」店主 河原成美×糸井重里 一風堂のラーメン進化論
だから、やっぱり「 濃さ 」て大事だと思うのよ、よっぱらって、寒空の中をてくてく歩いて、あとは帰って寝るだけだーって時には「 濃厚っ! 」ってヤツが食いたいじゃない? 富山ブラックとか、結構いけると思うのよ、食べたことないけど、でも、このレシピを見て驚愕したわ。
水に鶏がらと濃いくち醤油をぶち込んで「 はい!完成 」って尋常じゃない濃さよね、殺す気でしょwwww? でも、移動し続ける屋台なら「 富山ブラック 」って書かれたノボリをなびかせて、食べたことない客を呼ぶことは出来るわねえ・・
あと、これ「 美味しんぼ 」で読んだんだけど、ギョショウってあるじゃない?
ナンプラーとも言うわね、それを入れたラーメンが独特のあのニオイで病みつきになるって話よ、釧路に魚醤ラーメン専門点があるわ、あと美瑛のライダーハウスの居酒屋で出すラーメンもこのタイプね。
通す書類とかスジとか
ここまで2000文字もしゃべっておいて、最後にこれはちょっと卑怯に感じるかもしれないけど、道で営業しているらーめん屋台ってほぼアウト! 本当は警察の許可を取らなくちゃいけないけど、そんな許可を警察がだすとおもう? あの警察よ!? ムリよ、ムリムリ、絶対に許可なんてだ・し・ま・せ・ん! ただ!ただよ!
移動してればオッケーらしいの
車輪の付いたリアカーで道を歩いていても、誰にも文句はないでしょ?
「 営業中は停止してるじゃない!? 」って思うかもしれないけど、そこは、口八丁よ、「 コリオリの力とかで相対的には動いてるのよ! 」 「 物理学的にどの観測地点からみて静止してるのよ! 」ってがんばってるうちに、こっそりと移動しちゃえばもうオッケー! ・・・・・自己責任よ?ただの又聞きの話だからね?
もう一つ、保健所はかならず通すことね、はい、無許可は単純に犯罪でーす。 これはおまわりさん許してくれないわ。 都道府県別にちゃんと取らなくてはいけなくて、使う水とかちゃんとしてないと許可は取れないわ、まあ、当たり前よね、「 そこらへんの湧き水を使ったら、おいしいラーメンができました! 」って、出したお冷の中にエキノコックスが入ってたら殺人よ?殺人。
あと、ヤクザにショバ代を払わなくちゃいけないって思ってる人もいると思うけど、たぶん、これ時代遅れの考えよ。 なんたら暴対法とかってホントに厳しいらしくて、よっぽどのところで商売しない限りやってこないわ。
経営
一般的にラーメン屋って1日100杯は売らないといけないんですって! 一人で100人前のラーメン作ってみなさいよ! 腕が千切れるわよ! ・・まあ、屋台の話だから半分の50杯を目標にしてみるわ。
ラーメンを1杯600円として
原価を200円で儲けが400円とするじゃない?
それが、50杯。 50×400=2万。
毎日やっても60万、それも雨とかあるからたいへんよ?
だいいち、50杯だって結構なラインよ? 7時から12時まで営業したとして、1時間10杯、6分ごとに1杯、これってほぼ作りっぱなしよ? 6席ぐらいで1日50杯売るってのは、結構なやり手なのよ。
まとめ
でも、なんだかんだで夢がある商売じゃない? ワタシみたいな「 孤独な寂しがりや 」には結構向いてると思うの? 100万の投資は厳しいけど、週末起業みたいにやっていけば「 屋台 」ってのは良い実験場になるはずよ。 味とか接客とかね。 今回の記事も実験よ? マツコデラックス調にしてみたんだけど、これ、最高! ただ、リアルでゲイだと勘違いされちゃったらちょっと困るわね。 んじゃね。
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