旭川に行ってビールの種類がいっぱいある店に行ってきた。
だいたいビールってのは環境に作用される飲み物だ。 寒いときと暑いとき、どちらがビールを飲むのに適してるだろうか? お風呂に入る前と後では? 運動しないときと運動した後では? 仕事の前と後では? 決まってる、断然後者だろ。
それに、スーパードライだエビスだって銘柄にこだわるのもどうなんだ。 樽のコンディションや輸送状態、もちろん体のコンディションによってビールの味はがらりと変わる。 変わらないのは、仕事明けの、風呂上りで、カラッカラの状態でのむビールがうまいって事だけ。
そんなことを思っていた時もありました・・・・・
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ビールを飲む前にビール
旭川に着いたのが午後2時。 閉鎖が決定した旭川西武で北海道物産展をやってるらしいので、いってみる。
うん、物産展はたのしいけれど、試食したら買わなくちゃいけない気がしてだめだ。
270円のアカシアはちみつなんて買ってしまった。
そのまま、閉鎖されるデパートに別れを告げる・・・・・あ、でも、そのまえに、
「 あの店に入ってみようじゃないか 」
子供のころから、入り口だけは何回も見た、が、入ったことはない。
そんな店、アメリカンボックス。
西武がなくなれば、永遠にくることは出来なくなってしまう。
普通に良い喫茶店だった。 景色がよく、コーヒーが普通に上手い。
イオンのスタバよりずっと落ち着く。
いろいろ散歩しても、まだ4時。 Aleが開くのが5時半。
当然のように、マチバルにはいる。
サービスタイムでビールが300円。
お気に入りのトリッパが280円。
どの大衆居酒屋よりも安い、旭川メインストリートにあるバル、それがマチバル。
あーでも、まだ時間余ってる!
カラオケで最終調整。
やっとたどりついたRealAleはすごく良い店だった
いやいやいやいや!このカンジ。 このカウンター!! これが欲しかった!
オープンと同時に入ったので、マスター独り占め。
『 3種類飲める、お試しセットがあるんですが? 』「 じゃ、それ 」
『 どのビールにします? 』「 おまかせ 」
という『 今日、なに食べたい? 』「 なんでもいーよー 」ぐらいの
つかみどころのない、投げっぱなしチョイス。 でてきたのが、さわやか、渋い、変化球、の3種類。 本当の名前は忘れた。 すでに、2杯飲んで、カラオケで疲れているからだ。
・・・・いや、ビールっていろいろあるんだね。
オジサンびっくりしました。 特に気に入ったのが「 渋め 」の上富良野( ここだけ覚えてる )の地ビール。 キューレツな苦味のキックが口蓋から喉に走る。
「 んんんーーーーっ!!! 」と飲む、ゆっくり飲む。 ぐびぐび行くものじゃない、これはぐぐぐぐぐぐっ!!っと味わうものだ。 ウィスキーでいうところのアイラモルトだ。 男の味なのだ。
前に行った、系列のモローズでは酒と料理( 人生で一番うまかった肉 )を味わったが、ここではザンギポテトだけにした。
あくまで「 主役はビール 」なのだ。 もちろん、ザンギポテトうまかった、ビールに良くマッチする。
程よく酔っ払って帰る、コウラクエンのねぎ味噌ラーメンで〆た。
「 また、良い店を発掘してしまったな 」と思うたまねぎバイト戦士なのでした。
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