ホンダのApe100というバイクがある
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エンジンの設計は古く、いまだキャブであった。
カブベースのグロムが125CCで、購買層がカブってるっていうか、
日本人向き
なバイクなんて売れないんだろう。 生産中止は納得だ。
・・・いちど所有したかったなあ・・・・
そんなバイク。
初めてのバイクにおすすめ
100CCでありながら、5速ミッションを持つこのバイク。
タイヤも太く、2人のりも出来る。
スッカスカなエンジン周りは、それだけ整備がしやすくて、
初心者の向こう見ずなメンテナンスで壊しても、
「 ま、このパーツだけネットで買うか 」とポンポン付けれるのがいい。
何よりかっこいいじゃないか。
大学生が、初めてのバイクに選ぶのに、エイプ以上のものはあまりないだろう。
免許を取り、いきなりローンを組んで車を購入するのもいいが、
まずは、人間くらいの大きさのバイクで、路上のスピード感覚をつかんだほうが、
将来の財産になるんじゃないだろうか?
いきなり車ってどうなのさ?
「 バイクは危ない!車に乗りなさい! 」って過保護なママさんは言うだろう。
たしかに、衝突事故が起きたとき、車よりもバイクのほうが重症を負う確立は高い。
例えば、120kmで対向車が突っ込んできたとき、命が助かる確率は車のほうが高いだろう。 でもね、
120kmで対向車が突っ込んでくることを感知できるのはバイクのほうが早い
これは間違いなくそうだろう。 車は箱であり、バイクはむき出し。 音や空気、視覚と死角。 この情報差は桁違いにバイクのほうが有利だ。
車は1tくらいの小部屋を動かしているのだ。 路面のグリップ情報や、風や、気温や、音など、伝わってくる情報は少ない。
車両感覚
軽自動車の幅は1,48m
普通自動車で、1,7m
大体人間一人分の幅である。
対して、バイクの幅はハンドルの長さ。
エイプにいたっては全長が1,7m
普通自動車の幅とエイプの全長はほぼ同じ。
さて、どちらが初心者向けだろうか? とうぜん、エイプである。
おなじ60kmで道路を走行するとしても、
1tくらいの車という空間を動かすのと
100kgもない、人間サイズのエイプ。
やりやすさは絶対的にエイプである。
運転が下手な人っているじゃない
たまにいるじゃないですか、車を何台も廃車にして「 でも、必要だから 」乗る
人。 そんな人に、僕はエイプを強くおすすめしたい。 なぜなら、運転が下手な人ってのは、上記のことなんてまったく関心がないのである。
「 みんな乗ってるし、免許も持ってる 」から大丈夫と思ってる。
ぜんぜん大丈夫じゃないんだ。 1tの小部屋が60kmで動いているときのエネルギーを舐めてはいけない。 ブレーキやタイヤの性能のおかげで、その強烈なエネルギーを感じていないだけなんだ。
まとめ
「 でもやっぱり危ない 」と思う人はいる、しょうがない。
バイクの事故は後を絶たない、命知らずの人間が乗るものだと。
そんな誤解をバイクに乗らない人はもっているのだろう。
安心して、そんなバイクじゃないから。
エイプはおっそいから。
だからオススメ。
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