男は攻撃することが好きです
ギャンブルとか格闘技とかが好きです
「 オレ・・草食系だから・・・ 」
なんて言っちゃってるボーイも、実はリッターバイクで
深夜の高速を200kmで走っていたりします。
なぜ、攻撃が好きなのか?
心が安定するからです。
パラグライダーに乗ってたときの話なんですが
パラグライダーに乗って、上昇気流にあたったときの話です。
地面が太陽であたたまって、見えない柱のような上昇気流が生まれます。
そのなかにパラグライダーではいると「 ピピピピピ! 」という
高度計の音と共に、グライダーが暴れだすんです。
これはとっても怖い
すでに地上から100mくらい上がってますから、落っこちたら死にます
でも、なにもしなかったら、乱気流からでれますが、上昇気流には乗れません。
2,3回は怖くなって、何もできませんでした。
でも、腹を決めて柱の中にとどまっていると、不思議と恐怖はなくなりました。
「 攻 撃 」したんですね、アドレナリンの効果でしょう。
守ってばかりだと、人は不安定になる
世の中に「 攻撃 」の対象はほぼないです。
生産的な社会の実現のためでしょう。
男たちは自らの野生をわすれて、守ってばかりになりました。
失うことをなにより恐れて、安全と安定を手に入れました。
が、心は不安定になります、なぜでしょうか?
それは、安全や安定ってのは予定通りに話が進んでいるってことだからです
蓄えた富のおかげで、大体の波乱は乗り越えれるのです。
低予算日常アニメよりもつまらないですよ、エンドレスエイトどころか死ぬまで波乱なしです。
攻撃対象はすぐそばにある
そんなわけで、攻撃しましょう。 なにを? なんでもいいんですよ。
なるべく危険で、見返りのないものがいいです。
バンジージャンプだったり、ウイリーだったり、
AVコーナーに自分のコレクションをくわえてみたり、
居酒屋のカウンターで横に座ってる人に話しかけたり、
でっかいパチンコを作ってみたり、
なるべくまずい料理を作ってみたり、
しらないスナックに入ってみたり、
ツイッターで狂ってる人をフォローしたり、
攻撃することで心は安定します
旅中にて
旅は攻撃的です。 でも、観光名所だけをめぐり、プラン通りに日程を終わらせる人( 自分もですが )を見ると、もったいないと思います。
旅先のトラブルをこよなく愛する僕ですが、日ごとに磨り減っていく貯金にダメージを受けていくのも事実です。
もっと攻めておけばよかったなあ、そんなことを思います。
何もない島に渡ったり、名前がかっこいいからって理由で山に登ったり、
どこかの病院や市役所の食堂でカレーを食ったり、
よくわからない遺跡や、なぞの観光スポット、郷土資料館
しょぼいお菓子屋さんなど、もっともっと攻めるべきだった。
そんな後悔が、いま旅してる人に伝わればいいなと。