モトハチ(元蜂の宿管理人のブログ)

閉鎖したライダーハウスの元管理人のブログです

心をえぐる景色

「もし、この町に住んだとしたら?」と想像する

「悪くない」と、微笑んだ

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琵琶瀬展望台より

土曜の夜に帯広に行き、車中泊した

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音更の朝

5時に起きて、釧路へ。

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恋問

ピンク色の朝を走る。

信号がまったくない。

東へ東へと向かうが、終わりの気配がない。

永遠に続いてるかのようだった。

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釧路駅

釧路で朝ご飯を食べようと思って、和商市場に行くと「本日休業」だった。

時刻も9時前だったので、ほかに開いている店もない。

厚岸まで行くことに。

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釧路の街なみが好きだった

厚岸は2年前の納沙布へのカブツーリングで来ていたけど、夜だったから素通り。

ついにカキを食う時が来た。

水族館が入ってる

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かきくらべ

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2個で600円

んめー!

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厚岸の街

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なぎさのドライブウェイ

今回のコース。途切れているところは、量子コンピューターを使った物理転送。

最東端はあきらめた。

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かきかき

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かきかき?

もう1件。漁協が経営している所。

こっちはセルフだけど、1かき100円ぐらいで食べられるのがうれしい。

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電子レンジで蒸すか生で

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かっきーかきかき

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橋を渡る

琵琶瀬展望台というところがあったので、止まってみた。

おお!絶景!

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護岸していない川と、湿地。その河口にある小さな町。

この町で生まれたとして、どんな人生になるか想像する。

それが面白かった。今と、まるで違う環境だ。

確かムツゴロウさんが、このあたりの無人島「ケンボッキ島」にヒグマをつれこんで1年生活していたはずだ。

この時のムツゴロウさんの生活は、書籍になっていてとても面白い。

そのムツゴロウさんもこの景色を見たのだろう。そして夢想したと思われる。

「ここで、生活してみたら・・・」と

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霧多布岬

心をえぐる景色だった。

今回のゴール地点は霧多布岬にした。

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ゴールの人

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じっとこちらを見ている

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とりの島

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灯台

ああ、終わった、終わってしまった。

浜中町で温泉に入って仮眠、釧路に戻り、博物館へ。

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釧路博物館

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マンモス

ここは、展示もいいけど、建物がすごく好き。

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クジラの下あごと螺旋階段

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熊の頭蓋骨

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タンチョウのひな

シンメトリーで2重らせん階段の建物の中心部には、タンチョウのひなの模型。

美しいなあ・・・

 

この最上階エリアには、休憩スペースのようなものがあって、そこに座っている女子高生がこちらを見ていた。にらみつけるように。

と思った。よく見ると、彼氏と抱き合うように座っている。

それに気づいて、フオー!となる。

いやあ、いいね!若いっていい!

でも、どんな流れで、あんな座り方になるの?セクキャバ?と思ったら

「男が座ったら、女があんな風に上に座るんよ」

と彼女Aが教えてくれた。え、やっぱりセクキャバじゃね?

あはははは!と笑いながら、帯広へ帰る。

晩御飯はここ。

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有楽町

日曜の夜ということもあり、めちゃくちゃに混んでいるが、車で待ってたらケータイで呼んでくれるらしい。疲れを取るのにちょうどいいインターバルだった。

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ジンギスカン・ホルモン・うどん

ああ、うまいなあ・・・

そして、栄養ドリンクを飲み飲み、美瑛まで帰る。

 

自分に会いに行く

洞窟の中にいる自分に会いに行く

裸で、ウホウホ言ってるやつだ

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夜になる

体に無限のエネルギーが湧いている。この源泉はおそらく怒り。

裁判傍聴で、個人情報のぼかしが甘く、人にご迷惑をおかけしてしまった、そんな自分への怒りだ。

性格的に、私は怒りの感情は10年に1度ぐらいしかやってこない。だから、久しぶりの波に戸惑っている。

「攻撃しなければいけない」

そう考える。どこかに攻撃をしなければ、怒りのエネルギーは自分の内臓を焼くからだ。郵便局の保険屋時代のように。

攻撃とは、誰かに迷惑をかけることではない。肉体的に叩くことでもない。悪口をいうことでも、動物をいじめることでも、パンチングマシーンをなぐることでもない。

条件への攻撃だ。

自分の足を縛っている条件。それに対して攻撃する。その結果、自分にダメージがやってきても仕方ない。それが攻撃だ。

まず、ゆるふわでやってた、裁判傍聴ブログを閉鎖する。そして、こんどこそ、誰にも迷惑をかけないコンテンツを作る。

そのことに時間とエネルギーとお金を使う。それが条件への攻撃だ。

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銭湯の帰り

そんなことを考えていたら、電話が鳴って、ライダーハウスの予約だった。「予約はやってません」というと「じゃあ、なるはやで行きます」ということだった。そんな時期か。

あ!ライダーハウスの掃除まったくやってない!

ががが!と片付ける。冬の間は凍っていた空間からゴミを放り出して、区分して、まとめた。ついでに棚を作って、漫画を並べる。

手を動かすのは気持ちいい。汗と木くずまみれになったので、銭湯へいった。

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RX100おもしろい!

 

仕事をする。インプットをしてアウトプットする。とある仕事で、インプットしていると、これは別の仕事につながることだと気付いた。

その仕事は、過去にやろうとしてあきらめてしまったことがある。「自分には無理だ」とあきらめて、かってに閉めてしまった。

つぎのステージに行く扉が開かない。その扉の鍵がこんなところにあった。感動する。

「怖いのは知識が不足しているから」

キングコングの西野さんは言ったが、そんな感じ。知識さえあれば「こんな簡単なことか」と笑ってしまうものだった。

 

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サスと柱

本を読む。

 

タイゾー先生は「自分の本性を否定してはいけない」という。それは原始の自分、洞窟に住んでいた時の自分のことだ。

現代社会ではルールに沿って生きなければいけない。だから原始の自分は否定される。

・法律に違反しているから

・世間体が悪いから

・やってはいけないことだから

と、自分自身がぶっころされる。結果、力がでなくなる。エネルギーが失われる。

法律・世間体・ルール。それは表層の目に見えることにすぎない。写真に写る自分。大切なのは、写真に写らない所だ。

今日よりもマシな明日を

政治的な信条は無いのですが、居酒屋のお客さんが町議に立候補したので、その手伝いをしています。

いろいろあって、一度看板を下ろそうとしたのですが、昨日「やっぱり出るわ」と決意を新たにしてました。

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かばの写真

立候補する人が少なくなってきていて、無投票での当選が珍しくない北海道の議員選挙。美瑛町は例外です。

移住して10年目となる私ですが、こんなことになっていると、今回初めてしりました。

「場所かして」

「いいっすよ」

とかるーい気持ちで居酒屋を事務所として貸したのですが、今回初めて立候補するAさんも、かるーい気持ちだったようです。

14名の枠に20人ぐらいが立候補、そこから生まれる足の引っ張り合いと、横やり、話の食い違い。

誰が敵で、誰が味方か?

そんな腹の探り合いが起きているとのことです。

そのことに疲れ果ててしまったAさんは「看板下ろすわ」と立候補を一時とりやめるつもりでした。私も、その話を聞いて、それがいいんじゃないかな?と思ったのです。

 

そんな昨日の夜、私に電話がありました。

裁判傍聴のブログで、誰かを傷つけてしまったのです。

ひたすらに謝罪して、記事を削除しました。

傍聴したままを書き、そこに私の気持ちを乗せてしまいました。せめて、被告の為になるかと思ったからです。

でも、被告の為にと思って書いたことは、その周囲にいる人をけなすことです。

「せめて、今日より、まともな明日にしたかったんすよね・・」と私はAさんにつぶやきました。Aさんも「・・俺も、そう思ってた」と言いました。

Aさんは選挙で、私は裁判傍聴で。同じ気持ちでした。

 

すべてを辞めてしまおうと思いましたが「あの事件の結末が知れてよかった」との声をいただいたことを思い出します。こんな自分でも、社会の役に立てたと実感できた瞬間でした。

Aさんも、支援者に「ここで引き下がったら、お前を応援してくれた人はどうなる」と言われ、再度立ち上がりました。

私たちが活動することで、傷つく人や、めいわくになる人もいるでしょう。でも、今日よりもマシな明日のために、やろうとおもいます。

そのほうがマシだと信じているからです。それが間違っているなら、Aさんは落選するだろうし、私のブログはつぶれるでしょう。信じた仕事を貫くだけ、そのジャッジは別の人の仕事です。