モトハチ(元蜂の宿管理人のブログ)

閉鎖したライダーハウスの元管理人のブログです

ライダーハウスで嫁をゲットしたしげなりさん

始めてあった印象は「ものごしのやわらかい人だな」というものでした。

道民ライダーであるしげなりさんと知り合ったのは何時だったろう。はっきり分かっているのが「ライダーハウスで結婚した人」ということです。

 

(動画のサイズが変です、ご了承ください)

ご覧のとおりファンキーな方。しげなりさんがバイクにはまったのは30才のときでした。それまで車にのめりこんでいた彼は彼女にフラれ、落ち込んでいたところを先輩のライダーの後ろに乗ったことがきっかけです。

「次の日に免許を取りにいきました」

バイク暦はまだ5年ほどですが、乗り継いだ台数は人一倍。スクーターからアメリカン、オフ車やカブ、そしてカタナまで乗りものったり40台。

「バイクやに『おもしろいのがあるから』って買わされるんです」

ということでした。

 

そんなしげなりさんは介護で働いています。彼のやわらかい物腰はそこから来ているのかもしれません。さみしがりやで家にいるのがいやだったからライダーハウスに通います。

そこで奥さんとであい一目ぼれ、付き合って一ヶ月で実家に帰る彼女に

「じゃあ、迎えにいくから」

とさいたままで迎えにいき結婚します。ついでに彼女の弟も北海道へ呼びます。かっこいい。

 

冬も雪上レースなどでバイクに乗り続けるしげなりさん。北海道だからって冬バイクに乗れないわけではありません。雪上レース用にカブを購入し、がんがんバイクライフを楽しんでいるようです。

 

 

 

旅を終えた後の就職活動のためにやっておいたほうが良いこと

ライダーハウスにやってくるお客さんは、いわゆる会社を辞めたひとが多くいます。そのまま一生旅人のままでいる人は少なくて、やはり旅を終えた後は何か仕事を見つけなくてはいけません。

せっかく自由な時間を得たのに終わった後のことを考えるのは苦痛です。ですが頭のどこかに「終えた後の就活」を入れておくことで、計り知れないメリットがあるのも事実でしょう。

いろいろなタイプの旅人を見てきました。そのなかで「こうしたらいいのに」と思ったことを記述します。オススメ順で。

 

1.すでに旅の中に次のステップが組み込まれている

このパターンが一番効率的です。内容は人それぞれですので、私が見てきた中でいろいろな組み込み方を上げていきます。

1:バイト先や協賛スポンサーの強力サポート

自転車屋さんでバイトをしている女性が来たことがあります。

「帰ったらその自転車屋で働くんです」ということでした。旅の間にその自転車屋の営業をすることでバイト代も少し出ているのだとか。かしこい。

 

旅のスポンサー先に就職する人もいました。

kenta-kiyomiya.com

日本一周をする=行動力がある

と自己のブランディングができるので、それを有効に使った例だとおもいます。

 

2.旅で鍛え上げたもので就職する

1.カメラ

旅をしてカメラにハマったという人が結構います。突き詰めればそれで就職することも不可能ではありません。

彼はすごかった 

 人の笑顔の写真を撮る才能があった。旅の間それで資金を稼ぎ、そのまま人の笑顔をとる仕事をしているみたい。

 

他にも何名か「旅の後でカメラマンになった」という人がいます。

 

2.ツイッターなどを鍛え上げて就職する

マーケッターの永江一石さんのブログなどを読んでいると、これからSNSの力が重視されることがよくわかります。

例えば人事部。「面接に来る人のSNSはすべてチェックするのが当たり前」ということです。

だから旅のあいだSNSのパワーを上げておくことはメリットしかありません。普通に仕事をしていたらできないことです。

キレイな景色にであったらSNSに上げる。

おもしろいことがあったら、

たのしいことがあったら、

くやしいことがあったら、とにかくSNSに上げよう。

それはきっと評価につながります。絶対にやったほうが良い。

庭師(あだ名)とかフォロワー1000越えだった。すごい。

 3.プレゼンできる

就職の面接というのは20代までで、そこから先はプレゼンと考えたほうが良いです。

自分がいま、就活生だったらこうするよ | More Access! More Fun!より

雇う企業と雇われる側がwin-winで結ばれるべきなのです。そのためには旅で得たことをプレゼンすることが重要です。

どこに行き

だれと会い

何を感じたのか

そしてそれを仕事にどう生かすのか?

それをプレゼンすることができます

 

3.バイト先に就職する

 バイト先に戻るのも悪くないでしょう。実際1年や2年の空白があっても、円満退社したところなら問題なく戻れるはず。

旅をして得た経験が生きることがあります。例えば北海道で登山にハマって、地元で就職、毎回の休みに山に行くという人がいます。旅をしなければ山の世界は知らないままだったはずです。

地元の工場でずーっと働いて「このままじゃいけない」と思いハーレーで飛び出した人がいました。かえって同じような仕事についても「飛び出した」という経験があれば世界は変わります。違って見えるはず。

 

4.気に入った場所を見つけて移住する

いっそのこと生活する場所を変えるのもおすすめです。私は美瑛に移住してきて本当に良かったと毎日感じています。気に入った場所で生活するというだけで、毎日エネルギーがわいてくるものです。

 

5.なにもしない

ローリングストーンな人生はあこがれるものがありますが、客観的に見てやってはいけないことです。旅をしている間は旅人になれますが、地元に帰ると無職になってしまいます。

心配だったのが、かじくん

沖縄でスロットをして全財産失う

何とか就職

頑張りすぎてウツになる

なんとか退職して・・・

 

 

「お笑い芸人復活しました!」

とのことです。いやあ、さすがだ。かじくんは元お笑い芸人で、人を引き付ける才がありました。そんな彼がウツになるなんて・・・とちょっとショックだったのです。

 

6.自分を見つける

あまりに人それぞれなので最後にしました。代表的なのがそーみん。当時「宿がやりたい」とやってきて、日本中を探し回ってました。

でも今は自分の強みを生かしたライター。「ほんとの自分を偽ってたんですよね」ということでした。

 

hatinoyado.hatenablog.jp

 自分を見つけて、かつそれがお金になるケースはまれです。そして自分を見つけようとするのはリスクがあります。巡り合った本当の自分が重度のロリコンである可能性だってあるからです。

あまり自分を見つけることにこだわりすぎないように、旅は記憶のダイヤモンドを見つけるってことで良いと思います。

まとめ

就職活動なんてひとそれぞれで、理想の形なんて無いというのが正解でしょう。でもやっておいた方がいいことがあります。 

とにかくSNSは力を入れるべきでしょう。そのためには多少の時間を削ることも致し方ありません。残念ながら自己アピールが苦手な人は貧乏くじを引く世の中になってきているのです。

 

屋根雪を下ろしバイクに乗りドローンを飛ばしたら元気が出てきた日

この時期北海道では老人が屋根から落ちて死ぬ事故が多い。それは屋根雪を下ろしているから。おろさなければ死ぬことはないけど、おろさないとえらいことになる。

 

たとえばこれ。こんな面積の狭い木材でも平気でへし折るのがこの時期の雪。

 よって屋根などひとたまりもない。鉄筋コンクリでない限り道民は屋根雪と命を懸けた戦いをしている。なんでこんなところに生まれてしまったのだろう?とちょっと考えちゃうところだ。

 

全身を激しく震わせてなんとか終了した。

 こんなところにこんな小屋を作るほうが悪いのだが、だって作りたかったんだもん!としかいえないのがツラい。

 

それから掃除、鬼の形相で掃除する。

f:id:hatinoyado8:20180312223112j:plain

f:id:hatinoyado8:20180312223115j:plain

f:id:hatinoyado8:20180312223119j:plain

な・・・・

なんて綺麗なんでしょう!

知らない人は「は?」となるかもしれないが、繁忙期のここを知っている人なら

「生活感がないレベル」

ときっと感じるはず。

 

そして買い物ついでにドローン。こんなの北海道の田舎でしかできないよな。北海道に生まれてよかった。

 

 

 

半年振りだからアップデートが溜まってた。1時間ぐらいかかる。

 

スーパーで買い物したら親子とすれ違った。小学生ぐらいの男子がバイクを見ている。

「ねえ、なんでこの時期にバイクなんだろうね?」

(それはね、バイクしか足がないからだよ)

と心の中で返事をした。

f:id:hatinoyado8:20180312223126j:plain

こんな時期にバイクに乗ってる自分が面白くて笑った。私は買い物ついでにドローンを飛ばしている変なおじさんだ。要注意人物だ。仕事はライダーハウスで趣味は裁判傍聴。なんてクレイジーなんだと自分で思う。

バイクに乗りながら面白くて笑ってしまった。でも今月ついに車を買う。車を買ってしまうと、なんだか自分らしさが失われそうでちょっと怖い。

 

美瑛駅前食堂「戀や(こいや)」がとんでもない繁盛店だったことにズッキュン

ひっきりなしにお客さんが来てました。唐揚げ丼もおいしかった。

f:id:hatinoyado8:20180312133412j:plain

いやあったあ!水道管がなおったよ!

f:id:hatinoyado8:20180312133451j:plain

5か月ぶりに帰ってきたホーム。気温マイナス20度になるから、水道管はつねに落とすのが常識の世界です。そんな世界からこんにちは、ライダーハウス蜂の宿管理人のノザワです。

f:id:hatinoyado8:20180312133708j:plain

そんな世界でも水が無ければ生きていけません。雪や氷を溶かして袋ラーメンを食っていたこともありましたが、何回かやってエネルギーの無駄に気づきました。あと、汚い。

 

ベストな方法はペットボトルに水をくんでおいて、それを使うこと。むき出しの水道管は大事に使わないとすぐに割れちゃうからね!じゃあ水でもペットボトルに汲みますか・・・・

 

わあーーーーーーーー!!

 

 ジョボジョボジョボオオーーーーーー!!!

 

 

・・・

 

・・・・

 

 

はあ、どうしよ

よく見ると結合部から水があふれています。30年の歴史ある建物ですから、水道管も寿命が来ていたのではないかと・・・・

 

どうしようもないから業者にお任せしました。あっさりと問題解決、さすがプロ。

f:id:hatinoyado8:20180312133451j:plain

ジョイントの部分を見せてもらうとサッビサビでした。きっと他の部分もこんなになってるでしょう。これからDIYで水道管工事の技術を覚えようかちょっと考えます。

 

まあ、一個問題解決。そしてバイクを掘り起こします。

 さて、久しぶりのバイクでデッパツよ!

 

・・駅前までね。

 

めちゃ繁盛食堂のこいや

こいやは美瑛駅前の食堂で、あまり使ったことはありませんでした。10年ほど前に美瑛に移住する際、DIYの合間にエネルギー補給に通っていたぐらいです。

あの時はとにかく効率の良いエネルギー補給が最重要でした。だからガスが使えるようになると足は遠のきます。

久しぶりに行く気になったのはバイクは氷の上は走れない(スパイクタイヤが履けるカブはまだ実家なので)から。XLRといえど行動範囲は広くない、そこで久しぶりに訪問です。

 

・・めっちゃ混んでる・・・

 

40席ほどの客席がぎゅうぎゅうに埋まっていて、席待ちが4人ほど。黄昏流星群をよみながら待機します。70代の性について詳しくなったところで座れました。

3ケ国語ほどのメニューのなかから「からあげ丼」をチョイス。780円、良心的な値段です。

f:id:hatinoyado8:20180312133412j:plain

あ、うまーい。絶妙なあげ加減、揚げたて間違いなし。ややかっちりと揚げて、マヨと濃いめの味で絡ませるのはいいですね。こりゃ流行るわ。

 

10年前はガランとしていた店内だったのが懐かしい。あの時はそれほど観光客がいなかったものなあ。あのときは必死だったなあ、いまもあまり変わらないけど。

 

しみじみと黄昏流星群を棚に返して終了。席はずーっと満席でした。

 

※※※

 

駅前はやはり観光客でいっぱい。まだ春節なのでしょうか?たのしそうにしている人たちを見てたらインスピレーションがズッキューンと落ちてきました。

 

いまサイトをなにか作ろうと考えています。それはつまり「なにができるのか?」に繋がります。他所からコピーした内容ではなく、自分の中から湧いてくるもので、かつ人に役に立つもの、できれば検索ボリュームが大きいものです。

 

愛の無いサイトを作る気はありません。ですが稼げないサイトを維持することもできないでしょう。

 

観光客をみて「これなんじゃないか?」と思いました。

 

1泊500円のクレイジーな宿泊所ということでPVを集める

予約したり普通に止まるのは難しい

でも、美瑛にはほかにこんなところもあるよ!

 

という流れです。どうかなあ?